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2008年 12月 20日
感想_バットマン・リターンズ
感想_バットマン・リターンズ_b0130850_21194825.jpgティム・バートンファン向け。『バットマン・リターンズ』DVD鑑賞。ゴッサムシティに、あるペンギン怪人の噂が流れていた。奇形児であった彼は、33年前に下水に捨てられた自身の運命を呪い、ゴッサムシティを掌握しようと動き始める。そして彼と手を組む町の実力者マックスは、ある計画を知ってしまった秘書のセリーナをビルから突き落とす。セリーナは猫の魔力により、キャットウーマンとして蘇った。ペンギン怪人、キャットウーマンを交えながら、バットマンは町を救うべく動き出す。

『バットマン』シリーズ鑑賞プロジェクト第2弾。シリーズ2作めは、前作に続いてティム・バートン。てことで、らしさ溢れてますねー。ダークな世界観に、奇形への愛情。その色使いやなんやかやは、最近でいうところの『スウィーニー・トッド』まで脈々と受け継がれてるんだなぁ、なんてことを感じますわな。

ただ、やはり20年前の作品だからということもあって、古くさいのは否めず。まずペンギンの怪人があまりにチャチくて戦隊モノの着ぐるみレベルなことにまずがっかり。キャットウーマンも、そもそもバットマンも、アクションにキレはないし、ちょっと物足りないよね。サスペンスとしても、結局ペンギン怪人の両親がどうという話にもならないし、キャットウーマンの扱いもやけに中途半端だし、なんか後半はけっこうグダグダ。単なるアメコミヒーローものをダークめに実写化したのみって感じか。

ティム・バートンの作風が好きなファンならともかく、それ以外の大人にはちょっと厳しいかも。子供が楽しむにしてはダーク過ぎるしね。

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by april_cinema | 2008-12-20 00:00 | Reserve


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