2009年 12月 19日
これ誰が面白いんだ? 『アサルトガールズ』12月19日公開。仮想のゲーム世界「アヴァロン(f)」。荒涼としたフィールドでモンスターを狩るグレイ、ルシファ、カーネルの孤高の女戦士たちと、イェーガーなる男。ステージの最終モンスターはあまりにも強く、彼らはパーティを組むことに。闘争本能のみがぶつかり合う、現実と切り離された空間での真実とは。 押井守監督作品 映画『アサルトガールズ』公式サイト 冒頭の説明からしてさっぱり意味不明なものが7分間も流れ、タイトルコールまで17分間。その世界観がさっぱり理解できず強制終了されるかと思ったわ。なんなんだこれは〜。混。全編ほとんどをグレイッシュに覆い、伊豆大島で撮ったというその世界はまるっきりゲーム世界そのもの。戦闘の仕方とかも、たとえばFFを実写化するとこんな感じかな〜ってもの。だけど、セリフも動きもほっとんどなくて、なにやってんのかとんとわかりませぬ。モンスターとの戦いも、ラスボスとのバトルも、その前のグレイvsイェーガーもちっとも盛り上がんなくて、なにを見せたいのか全然わからず。親切なのかなんなのかわからん、やけにファジーなゲームマスターの存在も違和感があるばかり。 やっぱり前フリに意味があるんでしょうか? そもそもの世界観。民主主義も共産主義も行き詰まって後退した社会で仮想現実の世界に没頭するプレイヤーたち。しかも本能的に残っているのは闘争心。現実世界の生き様とは別の次元において強さを発揮しているらしい女たちの姿。んー自分で言っててなんのこっちゃだわ。メイサも凛子も上手くないし、あんま魅力的には見えず。ぎりぎりコスプレで楽しめということか? 押井ファンにはこれを愛せるんでしょうか。ボクにはてんでダメ。とりつくしまもないよ、ってこんな感じかも。
by april_cinema
| 2009-12-19 00:00
| IL
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