2010年 12月 03日
感想_GAMER:ゲーマー
b0130850_0353677.jpg暗いよ暗いよー。『GAMER:ゲーマー』12月3日公開。2034年、世界中はひとつのオンラインゲームに熱狂していた。「スレイヤーズ」というそのゲームでプレイヤーがコントロールするのは実在する生身の人間。操られた人間が撃たれれば本当に血が流れ、致命傷を負えば死に至る世界。ゲーム内のキャラクターになるのは、死刑囚たち。彼らには30回バトルを勝ち抜いたら自由の身になれるという条件があった。今、28連勝中の男、ケーブル。自由を求めて、そしてこの狂ったゲームの世界から脱出するために、彼はプレイヤーに呼びかける。「勝ちたければオレを解放しろ!」
映画『GAMER:ゲーマー』公式サイト

近未来SFアクション。スタイリッシュかつスピード感ある映像で押しまくる作品だけど、二重に暗いわー。画面が暗くてちょっと見づらいなーってところに、世界観がネガティブすぎるのと、わかりづらいので、冒頭から興味が半減したよ。あー、なんかこういうの苦手。いかにも世界をシニカルに捉えましたって感じが強くてさ。残虐性とか凶暴性を強調されるとしんどいわ。

画期的なゲームに熱狂する世界ってのは実際のところありえそうな話だし、生身の人間を人間が操るという危険性も想像は及ぶ。というかすでにある面では行われていることだし。でも、その見せ方が最初っからダークで退廃的すぎるんだよなー。むしろ一見して健全そうな裏にこういうダークサイドがあるという二面性をもたせたほうがよかったのかもしれない。あまりにダークサイド一辺倒なものだから、最初から嫌悪感というか防御姿勢になっちゃったもの。そしてゲームの中のルールがよくわからんかったですよ。どこからどこまでがゲームの世界でどっからがリアルなのか。その境界がわからなくなる危険性を描いているのかもしれないけど、一応のルールはもうちょっと明示してほしかった。『デス・ノート』くらい明確だと入りやすかったかもな。

ジェラルド・バトラーはこういう崩れた世界の中でのアクションが本当によくお似合いで。タフなボディとワイルドな風貌で、本作でも無尽蔵な強さを発揮。ほとんどスタント使わず、グリーンバックもあまりなく、演じ切ったそうです。あっぱれ。

いやーしかしすっかりゲームしなくなったな。
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by april_cinema | 2010-12-03 00:00 | Reserve | Comments(0)


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