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2011年 02月 19日
感想_男たちの挽歌 - A BETTER TOMORROW -
感想_男たちの挽歌 - A BETTER TOMORROW -_b0130850_8382541.jpg男の美学や〜。『男たちの挽歌 - A BETTER TOMORROW-』2月19日公開。弟と生き別れ脱北し、今は韓国で武器密輸にかかわるヒョク。手を尽くして弟の行方を探していたところ、ついに見つかったという報せが入る。しかし面会した弟のチョルは、自分を捨てた兄を心底憎んでいた。ヒョクは弟のために組織を抜ける決意をするが、最後の仕事で裏切りにあう。弟分のヨンチュンは、ヒョクの敵討ちを試みるがその足を犠牲に。そして3年の月日が流れた。
映画「男たちの挽歌 - A BETTER TOMORROW」オフィシャルサイト

86年のジョン・ウー作品のリメイク。オリジナルを観てないからなのか純粋に楽しめたなー。香港ノワールの舞台を韓国に置き換えて、脱北というエッセンスから兄弟愛をあぶりだし、そして繰り広げられる男塾祭り! いやーカッコイイですわ。これだよね、男の美学ってやつはさ。素直に本音を吐かない。仲間は裏切らない。命を投げ出しても戦う。ジャンプの友情・勝利・正義(だっけ?)のような鉄板価値観に痺れずにはいられんよ男子諸君!

オリジナルのオマージュがそこかしこにあるとのことで、とにかく見せ場見せ場の連続ですよ。佇まいひとつとってもクールですし、アクションもハリウッドのそれとはひと味違うキレ味。火薬の量よりも、なんというかリアクションや殺陣のテクニカルなところで魅せてくれるのよねー。イカスわ、ほんまに。

展開自体はある程度予測もつくけれど、そういうの関係なく引っ張ってくれてラストもお見事。最後の最後は、監督の過去作品『私たちの幸せな時間』を彷彿とさせてくれましたのぉ。男の美学がたっぷりの男子のための映画。女子も見惚れてくださいな。

by april_cinema | 2011-02-19 00:00 | All-Star


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