2014年 01月 25日
感想_七番房の奇跡
b0130850_1245324.gif韓国版アイアムサム。『七番房の奇跡』1月25日公開。娘のイェスンと二人暮らしのヨング。しかし彼はある事件現場に居合わせたため、幼女誘拐殺人犯として捕まり冤罪のまま死刑判決を下されてしまう。ヨングには知的障害があり、警察の言うがまま供述をさせられてしまっていた。ヨングはただイェスンに会うことをのぞみ、それは同じ房に入る囚人たちの心をいつの間にか動かしていく。
2014年お正月第2弾公開!映画「7番房の奇跡」公式サイト

うー、もう完全にお涙頂戴なんです。お涙頂戴なんです。そしてお涙持ってかれたー。ベタな話だし、韓国の死刑囚ものってなんとなくどっかで聞いたことあるような話のような気がするんだけど、それでも泣けちゃったな。勝因はとにかくイェスン役の少女カル・ソウォンちゃんの愛らしさ爆発っぷりでしょうよ。これは「マザー」の芦田愛菜たんに並ぶか、もしかしたら勝利しかねないかわいさ。ヨングじゃなくてもこれは溺愛するし、刑務所の課長さんが亡き息子のかわりに面倒みたくなるのも納得だし、囚人たちのアイドルになっていくのも頷けるわ。

第二は、七番房のみんなだよね。障害者を演じ切ったヨングはもちろん、囚人キャラが愛すべきダメ連中で、わかりやすい設定だけどこれまた達者な役者ぞろいのおかげもあり共感できる人々に。そんなのありえないだろーってことが二度三度と起こりはするものの、ついつい大目に見たくなるのはやっぱり彼らのキャラ作りに愛があるからでしょう。

それにしても悲しい設定だな。泣けた、感動したでは済まされないだろうこれは。娘を亡くした怒りはわかるけれど警察に従事する人間の所業じゃないし(課長を見習ってほしい)、そもそもランドセル屋での態度が悪すぎるあの署長はなんなんだっつーの。やる気のない弁護士といい、適当な検察といい腹が立ってしょうがないよ。幸い実話ではないフィクションだけど、でもこういう実話多分あるよね。

キラキラした親子愛がたくさん見れるハートウォーミングな1本。とはいえ、ちょっと救われない結末だなーと悲しくなってしまうのも間違いないね。
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by april_cinema | 2014-01-25 00:00 | All-Star


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