2014年 08月 16日
感想_ヘウォンの恋愛日記
b0130850_13292437.gifウディ・アレンみたいやな。『へウォンの恋愛日記』8月16日公開。1年におよぶ教授との不倫関係を終わらせようと思うヘウォン。しかし、母がカナダへと移住し、淋しさを募らせたはずみで教授に電話してしまう。ふたりで飲みに行くと、出くわしたのはヘウォンの同級生たち。ふたりの関係が知られ、まずます居心地が悪くなった勢いで、教授はへウォンに駆け落ちしようと提案するが…。
ホン・サンス監督作品 映画『ヘウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』オフィシャルサイト

ホン・サンス作品は数本しか観てないけど、いつも筋があるようなないような、なんともつかみ所がなくて苦手だなーと思っていました。今作も、ヘウォンと教授のどこにたどりつくでもない会話が積み重なって、それが別段おもしろくもなんともない。んだけど、段々デジャヴが降りてきて、ああこの人、ウディ・アレンみたいだなって思いました。検索してみると、その類似性に言及してる人もそれなりにいるみたい。やっぱりね、このグダグダした感じ、共通するよね。

その味わいがいいんだろうね。この作品も、夢か現かよくわかんないなかで、夢のようなできごとと、思うにまかせない現実の恋とがあやふやに横たわり、もうなんだかよくわかんないのです。ヘウォンにはきっと、ここではないどこかに行きたい願望があって、母は実際にカナダに去り、夢の中ではジェーン・バーキンに会い、そしてスコセッシと仲がいいアメリカに住む大学教授に惹かれたりもする。だけど実際には不倫男性との関係も終わらせられず、どこにも行けない。共感するって感じじゃないけど、実はほとんどの人がこういう現実を抱えているよねーって感じ。あわせて、教授のだらしない感じは身につまされるね。ぐずぐずと前に進めず、現状維持というか美味しいとこ取りを望むあのやらしい感じ、自分も気をつけなくてはな…。

ウディと思い始めたら、なんかそういう楽しみ方ができました。惜しむらくは、主演の元モデルっつー女優さんの顔が全然好みじゃないこと! もう一本、ホン・サンス作品の同時公開があるんだけど、そっちの子のほうが断然好み!!
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by april_cinema | 2014-08-16 00:00 | Starter


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