2015年 12月 05日
感想_ロッキー
b0130850_19483274.jpg時代の差を感じるぜ。『ロッキー』iTunesレンタル鑑賞。フィラデルフィアのはぐれボクサー、ロッキー。ジムからも見放され、わずかなファイトマネーではやってけず、マフィアの集金係をしながら生計を立てる。唯一の気晴らしは、友人の妹で、ペットショップで働く内気なエイドリアンと話す事。そんなある日、ヘビー級チャンピオンのアポロ・クリードは、予定されていた対戦相手が怪我をしたため、代わりの対戦相手にロッキーを指名。ロッキーは突如世界戦を戦う事になり…。

今月公開の『クリード』を観るために、SW祭りに続いてロッキー祭りを敢行。いやーこれがロッキーかー。なんつーか、ものすごく単純なストーリーで、ディテールはほとんどなく、トントン拍子の展開にかなり驚いたわ。これに世界が熱狂して、アカデミー賞の作品賞までとったとはね。

なんつっても、ごろつきボクサーに過ぎなかったロッキーが、生卵5つ飲んで、ランニングして、腕立てしたら、なんか知らないけどチャンピオンに勝ってしまうという展開に全然感情移入できず。しかも試合の中盤はまるきり省かれてしまうという描き方にもお口あんぐり。そんなはしょり方ありかよ。あれだけ打たれまくって立ってられるって正気? そして最後には突如ワンパンチでチャンプを沈めちゃってたけど。。冒頭に試合で三流ボクサー相手にやっとこ勝った人ですよね…。

でも、こういうシンプルなハッピーエンドが求められた時代だったのかなと。ウィキを見ると、この映画が、それまで続いていたアメリカンニューシネマの流れを終わらせる契機になったとか。ベトナム戦争を背景にダークなムードが漂っていた世の中に、このあまりにも単純なサクセスストーリーがはまったんだろうね。時の移り変わりというか、そういうの感じるわ。そしてこういうエンタメ作が増えていった反動でまた、今は実話とかそういう重みのあるものも求められるようになったし、時代の振り子ってこういうことなんだろうなーと勝手に映画史をわかったような気になってみたり。

エイドリアーンのラストは、「ああこれかー!」って思えました。おなじみのテーマソングもやっと本物を見れましたわ。
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by april_cinema | 2015-12-05 00:00 | Starter


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