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2008年 04月 04日
感想_ウォーク・ザ・ライン 君に続く道
感想_ウォーク・ザ・ライン 君に続く道_b0130850_8251624.jpgジョニー・キャッシュは知らないけれども。『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』DVD鑑賞。幼い頃に兄を亡くしたJR。トラウマを抱えながらも大人に成った彼は、ロカビリースターになり、運命の女性、ジューン・カーターと出会う。しかし彼には妻子があり、やがてドラッグに溺れ、ついには逮捕されてしまい…。
映画「ウォーク・ザ・ライン」オフィシャルサイト

予備知識ゼロで臨んだ本作ならば、ジョニー・キャッシュというミュージシャンもまったく知らず。でも主演のホアキン・フェニックス&リース・ウィザースプーンの歌声&楽曲に魅せられて、楽しく見られた2時間ちょっと。伝記映画であり音楽映画。なるほどこんな人物がいたのか。

映画自体のダイナミズムは感じられたものの、ストーリーとしては微妙なところ。少年時代のトラウマを抱えたミュージシャンが、不倫愛とドラッグに溺れてやがて再生っていう話だからね。そこに目新しさなどなければ、特別な教訓が歩くわけでもなし。トラウマだって消え去ったわけじゃなさそうだし、"walk the line"というタイトルもセリフとして登場した以上の意味はなかったような。まあ、ジューンに向かってまっすぐ歩いたという捉え方はできるけど。

まあ実在の人物の人生にケチつけても仕方なし。数々のロカビリーチューンとステージだけで、十分楽しめたことは確かですよ。

by april_cinema | 2008-04-04 00:00 | Starter


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