2008年 12月 06日
感想_252 生存者あり
b0130850_10545632.jpgもたもた、もたもた。『252 生存者あり』12月6日公開。東京を震度5の地震が襲った数日後、思わぬ形で二次災害が訪れた。海上の温度が急上昇した影響で、銀座に巨大な雹が降り、さらには台場・汐留に大津波が襲いかかる。地下鉄新橋駅には大量の水が流れ込み完全崩壊、多くの人が犠牲になった。わずかに生き残ったのは、元ハイパーレスキュー隊員の祐司とその娘、あと3人。彼らは必死に救助を待つが、地上を襲った史上最大級の台風により、捜索を断念せざるを得ない状況だった!
12月6日全国ロードショー映画「252 生存者あり」公式サイト

うーん、見所は確かにあった。ベタだけど、命を賭しての救出を決断するシーンには泡立つ物があった。し、ハイパーレスキューのプロフェッショナルゆえの葛藤も心を捉えうるだけのものがあった。けど、それを全然活かせてなかったなぁ。。CGとかのスペクタクルシーンも、まあCG丸わかりとはいえ、がんばってたと思うし、役者たちもそれぞれに持ち味は出していた(キャスティング自体はかなり微妙)。なのに、演出がやたらと野暮だし、プロットはありきたりだしで、緊張感が全然持続しねー。

とりあえず、閉じ込められた旧新橋駅でのやりとりはウザすぎ。居並ぶキャラがおあつらえ向き過ぎる妙竹林ばっかりで、ちっともリアリティないわ。トラブってはあっちゅーまに都合良く解決ってのもどうかと思うし。詩織発見の速さったらないぜ。もっとあるんじゃないんすかね、煽ったり焦らしたり、不安とか焦燥感とか絶望とかさ。じゃないと平坦に見えちゃってしょうがないっす。こんな未曾有の大惨事にあって、やけにみんな平常心にも見えたしね。

地上は地上で、まどろっこしいことを繰り返して、結局どこ切ってももたもた、もたもた。クライマックスの18分間も時間ないってのに、ペチャクチャペチャクチャ、1秒でも惜しいんだろがー! まったく世話がやけます。こっちがケツ叩きたくなります。そんなこんなで2時間オーバー。もっとコンパクトにしても緊張感と迫力をキープして作れたと思うんです。

フィクション相手にこんなこと言っちゃ身も蓋もないけど、やっぱり大惨事で大勢の人が犠牲になるってのは観ててツライもんがあるね。しかも見知った場所が舞台だけに余計にそう感じたわ。観た直後に銀座線に乗りましたが、ちょっと地下に降りるの抵抗ありました。ハイ、自分、ビビリっす。
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by april_cinema | 2008-12-06 00:00 | 6th-man | Comments(0)


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