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2009年 01月 17日
いろんな意味でしんどかった。『感染列島』1月17日公開。2011年1月、いずみ野市民病院に運ばれた患者が謎の死を遂げ、感染者が院の内外で増加。それは一気に広がり日本列島に感染者そして死亡者が激増。いずみ野市民病院は隔離され、医師の松岡と旧知のWHO小林を中心に対処にあたるが、感染拡大を止められず、やがて日本中はその機能を麻痺させていった。原因は新型インフルエンザなのか、それとも未知のウィルスなのか。--- 感 染 列 島 --- 初っぱなのウィルスの拡散の仕方の映像がキモくて、うわーよりによってそんな映像にしなくてもー、とか思いながらも、ズシズシくる展開にけっこう胃が痛いような思いをしました。悪い意味じゃなく、ありえるという意味でのリアリティはあるし、ホラーというか恐怖感もあるし、とにかくしんどかったのです。未知の感染症という恐怖の前には現代医学をもってしも対処のしようがなく、そして現代社会はいとも簡単に崩壊するというまぎれもない事実を突きつけられてしまって。洋画ならもう少し冷静に見られたのかもしれないけど、まんまと日本列島が舞台なわけで、どうにも逃げられません。苦しいのです、それが。 さらに劇中では、鶏インフルエンザにかかった鶏を一掃したり、ウィルスに感染した島を放火したり、人間のエゴイスティックな行動にアイロニカルともとれる見解を示す。確かに、人間を生かすために別の生物を殺すという行為ははたして許されたことなのか。そのウィルスは神が与えた意志なのかもしれない、なんて考え始めるともう収拾つきません。そうはいったって目の前の恐怖を、神の意志として素直に受け止められるわけないもんね。 ホラーあり、死があり、ヒーローはいるけれど、全編とっても生真面目に作られてるのが日本らしいと言えば日本らしいのか。ハリウッドリメイクとかの話もあったりなかったりするらしいけど、ハリウッドがこれを作ったらもっともっとパニック&ヒーローものになるんだろうなー。途中のCGがしょぼかったり、壇れいの喋りのテンポが悪くて緊張感が薄れるという難点もあったけど、画一的なパニック映画とは違うかな。娯楽作じゃないので、それ相応の心づもりでご鑑賞あれ。 ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
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