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カテゴリ:6th-man
  • 感想_僕等がいた(後篇)
    [ 2012-04-21 00:00 ]
  • 感想_アポロ18
    [ 2012-04-14 00:00 ]
  • 感想_ジョン・カーター
    [ 2012-04-13 00:00 ]
  • 感想_KOTOKO
    [ 2012-04-07 00:00 ]
  • 感想_僕等がいた(前篇)
    [ 2012-03-17 00:00 ]
  • 感想_ゴーストライターホテル
    [ 2012-03-17 00:00 ]
  • 感想_青い塩
    [ 2012-03-17 00:00 ]
  • 感想_昼下がり、ローマの恋
    [ 2012-02-11 00:00 ]
  • 感想_グッド・ドクター 禁断のカルテ
    [ 2012-01-21 00:00 ]
  • 感想_ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD
    [ 2011-12-17 00:00 ]

2012年 04月 21日
感想_僕等がいた(後篇)
だいたい原作と同じ。『僕等がいた(後篇)』4月21日公開。矢野を東京へと見送ってから5年。高橋と矢野が会ったのは、あのホームが最後だった。矢野は、病気の母を突き放したことを悔やみ、その前に山本が現れる。そしてさらに時が流れ、高橋は偶然にも千見寺と同じ職場で出会い、そして竹内と暮らしていた。誰もが矢野の居場所を知らなかったとき千見寺は、デザイン会社で働く矢野と再会する。
映画『僕等がいた』公式サイト

原作も『前篇』も全然愛せなかったけどここまできたからには最後まで見届けないと気がすみません。で、案の定ぴくりとも勃たない感じでおもしくなかったなー。原作の展開ももはやうろ覚えだけど、基本的にはだいたいそのままなぞっていたんじゃないでしょうか。矢野が日々追い込まれて、母の自殺でパニック障害になり、そして山本とこじれていって、っていうね。

映画として通してみて思ったのは、やっぱりエピソードが唐突でバラバラだなーと思うこと。話は一応つながってはいるものの、その間がないというか、ドラマの周辺にあるべき普通とか日常みたいなのがやっぱり見えて来ないんだよな。記憶とか思い出とかいろいろ思わせぶりな台詞は出るけれど、記憶が断片の集積だとしても、そんなドラマチックなところだけをかいつままれても、他者には入って来ないんだと思う。もちろん当事者の主観からしたら、こういう風に走馬灯的にもなるんだろうけどさ。

でね、やっぱり人物の感情が見えて来なかったな。高橋は7年もの間何をしていたんだろう。本当にただ待って探そうともしなかったんだろうか。竹内はも探さないっていうのはありえるんだろうか。高橋と竹内はいったいどんな気持ちで一緒に暮らしたというのか。ここは本当に納得いかないぜ。ヤってんの? ヤってないの? プラトニックなままあんな風に暮らせるの? ヤってるとしたらそのとき矢野への気持ちはどこにあったの? ぐずぐずしてもいいし、間違いも犯すもんだと思うけど、そういうのをすっとばして純愛部分だけを抽出するのはほとんど詐欺だと思うわ。矢野にしてもそう。あれだけ追い込まれて独りで戦うには相当な覚悟とか、決断までの葛藤とかたくさんあるはずなのに、それを描かないのはどういうことか。察しろと言われても無理でしょ、性格がどんなのかすらちゃんと描かれてないんだから。原作でも。極めつけは山本ね。こいつは都合良く描かれ過ぎ。なんでポイントポイントで騒ぎを起こしに現れるんだっつーの。で、山本って何よ? 誰よ? 竹内じゃないけど、嫌いになるほど知りませんからあんたのこと。

とかなんとか、原作の時に感じたことが再びよみがえっておしまい、って感じ。原作が全然愛せないうえ、キャスティングもおもしろみなかったし、なんとも微妙な作品だったなー。さて、最後に原作の最終巻を読んで僕の中でのケリをつけることにしよう。


by april_cinema | 2012-04-21 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 14日
感想_アポロ18
なんか見づらいだけでは。『アポロ18』4月14日公開。アポロ17号の打ち上げを最後に、中止されたアメリカのアポロ計画。しかし、極秘にアポロ18号は打ち上げられていた。誰にも知らされずに18号に乗り込み、月面着陸を成し遂げたネイトとベン。対ソ連用の探査レーダー設置というミッションを無事に成し遂げるが、謎のソ連の宇宙船を発見。飛行士はそのすぐそばで死んでていた。原因不明のノイズ、妙な違和感、彼らは何を見たのか。月の調査が打ち切られた本当の理由とは。
2012年4月14日(土) 渋谷TOEI他 ロードショー 映画『アポロ18』公式サイト

40年前の映像が発見された、という触れ込みのフェイクドキュメンタリー。アポロ計画がなぜ中止になったのか、というところを膨らませたお話です。月になにか都合の悪いもんがあったんじゃないか、とね。そこをベースにしたホラーでございます。昨今の宇宙ブームに乗せて来たのか?って感じだけど、方向性は宇宙へのロマンじゃなくて、月にいた未知の生物。

なんかなー、どうせフェイクでしょ、って思うと別になんにも萌えなかったので、予備知識を入れてしまっていたのが失敗か。でもこれを本当にあった話と疑う人はいるんだろうか。宇宙船の閉鎖空間で順調に任務をこなしていたのに、妙なものが見つかって、気づいたときにはやばいことになって。展開が一本調子なので、あんまり驚かない。ショック映像的な怖さはあるけれど、本質的にはあんまりドキドキしない。

オチも結局つけられないまま終ったところが、さらに残念さに拍車をかける。ホラふくなら最後までやりきってほしかったところだけど、それをやらないところにリアリティを持たせたかったのかな? でも帰還できないんじゃ、テープ類の回収だってできないじゃないかー。そしたらこの映画だって作れないはずじゃないかー。

とか、余計なことがいろいろと。同じ月ネタなら『宇宙兄弟』のほうが断然楽しいです。


by april_cinema | 2012-04-14 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 13日
感想_ジョン・カーター
全然心躍らね。『ジョン・カーター』4月13日公開。南北戦争時代、ジョン・カーターは迷い込んだ洞窟から道なる惑星バルスームへとワープしてしまった。そこでは彼は地球の何倍ものパワーを得るが、サーク族に拘束されてしまう。超人的な能力でなんとか脱出したところ、そこにひとりの女性が現れる。彼女は赤色人のプリンセスだったが、星を救うための政略結婚から逃げ出してきたのだった。助けを求められるカーターは、過去の苦い経験を振り払うように協力を誓う。
ジョン・カーター | ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品 | ディズニー映画

ディズニー生誕110周年を飾るSF超大作映画。原作はSFの開祖らしくて、『スターウォーズ』も『アバター』も影響を受けたとされる伝説的作品だそうだ。けど、全然おもろくなかったー! お話は壮大でいろいろなストーリーがあるんだけど、バトルにスケール感を感じられなかったってのがまずひとつ。確かに映像はすごいよ。宇宙の惑星と言われて説得力のある荒涼とした大地に、3m近くあるクリーチャー的部族のCGも最新技術もりもりな感じがする。のだけど、『アバター』とかの宇宙規模を観た後には特に心惹かれるほどのもんじゃなかったなー。

アクションにしても、『MI4』とかのテクノロジーばりばりを知っている身だと、生身のカーターが跳んだり跳ねたりくらいじゃ萌えません。だったら『キャプテン・アメリカ』くらいのアニメ感があったほうがまだよかったかも。微妙にCG処理ゆるかったしね。あと、火星のやつらかなりの技術力をもっているわりには銃刀類で戦うというのがピンとこなかった。あのくらいハイテク世界なら絶対もっと殺傷能力ヤバイ武器があると思うんだよね。そういう意味では古典的SFってことになっちゃうんだろう。技術でなんでもできてしまう時代だけに、半端なSFだと全然萌えないという証明になってしまっているのかも。

お話も、それぞれに背景となるエピソードがあるにはあるんだけど、ひとつひとつが弱いし詰め込みまくってるけどどれもありがちだし、何が言いたいのかよくわからんよ。そのうえ諸悪の根源が宇宙規模の力を持っている黒幕というのも、だから?ってレベル。しかもそれだけ強大な力を持っている割にはやってることがしょぼいんだよな、いちいち。なので結局どこにも説得力を感じられなくってさ。

大作感だけは伝わるけど、誰がこれで興奮するのかいまいちよくわからず。ディズニーのアニバーサリーにはもっと相応しい別の物がありそうだけど、なんて思ってしまったわん。


by april_cinema | 2012-04-13 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 07日
感想_KOTOKO
狂気過ぎる…。『KOTOKO』4月7日公開。琴子は、世界がふたつに見えていた。幼い息子・大二郎をひとりで育てる彼女は、子供を守らなくてはという強迫観念から現実と虚構のはざまに落ちて行く。息子を取り上げられてしまった琴子だったが、田中という男が現れ、彼女の歌う歌に魅了されたという。田中と暮らし始める琴子は、世界がひとつになると思った。
映画『KOTOKO』の公式サイト

塚本監督がCoccoを主演に迎えて作った、命の映画。痛い。痛過ぎる。琴子が抱える苦悩は、生きる苦しさだろう。世界がふたつに見えるというのは、Cocco自身の実体験から膨らませた設定だそうだけど、多分希望と絶望とか、生と死とか、現実と幻とか、そういう背中合わせの価値観のメタファーだったように思う。この世には喜びと哀しみが同時に存在していて、特に幼い子供を守る母にとってそれは同時に襲いかかって来るものなんじゃないだろうか。

琴子の持つ子への深過ぎる愛情が幻想を見せ、彼女は精神に破綻をきたす。その描写はあまりにも強烈で辛過ぎて、間違いなくこれはサイコホラー。直視できないシーンも相当多いので、生半可な気持ちでは見られないと思うわ。オレはあまりにも辛過ぎて本当にしんどかったもの。サイトには好意的レビューがたくさんあるし、映画祭での受賞も報せているけれど、そんな単純で簡単な映画ではないと思う。テーマは実に根源的なんだけど表現の仕方がね。

でもこれはひとつの母の物語としてとてもリアルな感情なんだろう。そして歌うことでのみ解放される琴子。イコールCocco。それがこの話の唯一の救い。そう、救いはあるのだ。たとえ世界がふたつに見えても、危険に満ちあふれても、そこから解放される歌があり、そしてそれに魅了される人がいるということ。これだけが、私たちがこの世界を生きていくための救いなんでしょう。

手法があまりにも暴力的なため、ものすごく観る人を選ぶ映画。オレはイケるぜ!って人のみご鑑賞ください。

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by april_cinema | 2012-04-07 00:00 | 6th-man | Trackback(1) | Comments(0)
2012年 03月 17日
感想_僕等がいた(前篇)
原作と同じ。『僕等がいた(前篇)』3月17日公開。矢野は、新しくクラスメートになった矢野が苦手だった。が、ひょんなことから接近するようになり、彼の笑顔の裏に微妙な陰を見つける。それは矢野が彼女を事故で亡くしたという重い過去だった。そんな困難を乗り越えたふたりは付き合うようになるが、さまざまな障害がふたりの前に立ちはだかる。
映画『僕等がいた』公式サイト

基本的には原作忠実だったな。『ソラニン』もそうだったし三木監督の方向性がそうということと理解した。はじまりが高2のクラス替えで高橋と矢野が出会ったことになって、1年間に話がまとまってたってくらいの設定替え。本筋には特に影響ない範囲で。吉高の高橋は思ったより雰囲気合ってたと思うなー。美人顔じゃないけど愛らしい感じ、大人編の予告と比べて顔が丸く見えたのは役作りなのか髪型に引っ張られただけなのかわからないけど、いずれにしてもよかったと思う。純朴少女感もあったし。生田君も矢野に似てる~って思えたな。高岡君が竹内というところはイメージのギャップが相当あるけど、見た目的には意外とオーケーだったことに驚き。山本を本仮屋ユイカってのは昔の眼鏡イメージに引っ張られ過ぎだろうよ。全般的に、高校生役はみんな無理ある感じでしたが、後編に力点置いたキャスティングと理解するよ。つっても、主演二人以外はもう少しビビッドな配役ほしかったけども。

で、肝心の中身なわけだけど、原作忠実だったから、原作と同じ感想を持ったわ。恋愛の好き嫌い以外の要素がほとんど触られていないし、展開が多くて忙しいわ。説明台詞を減らして余韻が入る要素を残しているのは映画ならではの効果を狙う意図が感じられるんだけど、次々とシチュエーションが変わるからあんまりうまく機能してなくて、忙しさの方が強く感じたかも。ストーリー知ってるからいいようなものの、原作未読だとかなり大味に感じたりしないだろうか。でもって、やっぱ高橋と矢野が、お互いのなにに惹かれているのかが見えないまんまだったね。高橋が矢野の笑顔と陰に惹かれるというのはまだわかるかもしれないけど、矢野が高橋に惹かれる理由が描かれなさすぎるよ。なのに惚れた腫れたをやられても説得力ないっす。

あとね、恋人の死って、かなり重たい意味を持っているはずなのに、やっぱり軽々しい。し、矢野の母親の人生というのも、矢野の人格形成にかなりの影響を与えているはずなのになんか軽いよね。もっとここは時間を割いてもいいエピソードだと思うよ。それ以外も、日常がなさすぎるよ。みんな部活はやってないの? 日々はどう過ごしているの? そういう人物掘り下げエピソードもないままに、核心ばかりをどんどん行くから置いてかれるような気がします。モノローグが浮いてしまうのは、その言葉がどういうプロセスを経てアウトプットされてるのかわからないから。あまりに突然の美辞麗句過ぎるってばー。

意外だったのは、海での矢野の「生きて帰ってきてほしい」という告白のシーンが削られてたこと。あれかなり重要ファクターだと思ったんだけどな。てことでまるでノレなかったけれども、ノリかかった船だから最後まで見るよ。原作最終巻と、後編よ、かかってきやがれ~!


by april_cinema | 2012-03-17 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 17日
感想_ゴーストライターホテル
軽すぎ〜。『ゴーストライターホテル』3月17日公開。作家志望でありながら、一作も最後まで書き終えたことのない内海。わらにもすがる思いでやってきたのは、幾人もの文豪がここに滞在し名作を書き上げたという本天堂ホテル。ここの清掃スタッフになった内海は、地下の倉庫に眠る文豪たちの膨大なボツ原稿を見つける。その原稿を持って「666号室」に行くと、なんと現れたのは死に切れていない夏目漱石、森鴎外、太宰治の亡霊…。彼らの未練が残った未完原稿を、内海は亡霊たちとともに書き進めることに。
映画「ゴーストライターホテル」公式サイト

バカバカしいコメディかと思いきや、幽霊ファンタジーの意外とまっとうなお話でした。まっとうだけど、だいぶライトタッチで、「諦めずに最後までがんばる」という言っている内容はいいことなんだろうけど、全然響いて来ないというもったいない感じで。設定がそもそもどっかで聞いたことある感じだよね。漫画的。歴史的人物とかが幽霊で現れるってのはあまり目新しくない。でもボツ原稿を再利用して作品を作るってのはいいセン行きそうな気もするのだけど、そこの苦労は全然描かれないし、名作の続編ができました、ってのはあまりにお手軽すぎるぜ。実際のところそんなんじゃ本売れないだろうよ。Twitterレベル。

最終的に内海は自分で作品を書き上げるわけだけど、結局どんな作品書いたのかしらね。なんとなくこのホテルでのドタバタをまさかそのまま本にしちゃった風なんだけど。なんつーか、文豪との交流が自作にどう反映されたかが全然抜けているので、それだとただ不思議な亡霊ひっちゃかめっちゃかを本にしただけであって、「最後まで諦めずに書き切る」というメッセージとリンクしていかないんじゃないだろうかと思ったよ。諦めなかったって感じじゃないもんね。もう次絶対書けないだろ、って思うし。

文豪たちのキャラも、あんまり面白みなかったし、中途半端に吉本的なボケツッコミを交えられてもピクリとも笑えない。池田さんも栗山千明もなんだかすごく損する薄い役だったし、もうちょっと緻密さがほしいお話でしたわ。いわゆる「ゴーストライター」の"ゴースト"が本当にゴーストでした、っていうWミーニングも微妙〜。ってツッコミ過ぎですね、すみません。


by april_cinema | 2012-03-17 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 17日
感想_青い塩
すげー半端。『青い塩』3月17日公開。伝説のヤクザだったドゥホンは、今は足を洗いソウルから離れ、レストランを開くべく料理教室に通っていた。そこで一緒になった無愛想な娘セビンと親しくなるが、彼女はドゥホンがいた組織に命じられて彼を監視していたのだった。組織の事情により狙われるドゥホンと、ある過去のために裏社会に身を落とすセビン。ついに彼女に、ドゥホンを殺す指令が下される。
映画「青い塩」公式サイト

年の差男女のサスペンスドラマ。だけど全部中途半端だったわー。キャラクター、ストーリー、映像、どこを取ってもなんとなく軽くてさ。まずキャラクター、伝説の元ヤクザってありきたりすぎるんじゃないだろうか。ソン・ガンホが演じているとなんとなく説得力あるような気もするけど、過去があまり掘り下げられず、本気出したら超強いけど根はいい人、というステレオタイプに設定されてて魅力感じられない。もう少し過去について説明してくれないと普通にヒーローじゃないか、これでは。

ヒロインのシン・セギョンちゃんは、注目若手女優らしいけど、髪型と終始ふくれっつらのせいもあって可愛いのかどうかよくわからなかったわ。可愛く見えるんだけど本当に可愛いかどうか微妙という。童顔系で好みのラインなことは間違いないんだけどね(画像検索するとけっこう可愛い気がする〜)、ってのはさておき、こっちのキャラも微妙。元オリンピック級の射撃選手がお金の問題もありましてスナイパーに身をやつす、ってのはねぇ。身をやつしたはいいけどどんだけ裏の実績あるんだ、っつーの。明らかに人を殺せる感じしないし、そんなやつに伝説のヤクザを狙わせるってお気楽すぎるだろう、韓国ヤクザよ!

そんな感じでなんの説得力もないヌルい昼ドラみたいな展開が続くものですから、ストーリーにもまるで感情移入できないまま最後まで。どんな着地するのかと思ったら、えー死んでないのかよー!という謎のオチまで。えらく平和に終わったもんです。ラブストーリーとしても全然萌えないし、サスペンスもアクションもダメってことで、なんだか見所のないまま終わってしまったよ。タイトルに込められた意味もあんまし伝わらなかったー。見る前はちょっと期待してたんだけどね。。


by april_cinema | 2012-03-17 00:00 | 6th-man | Trackback(1) | Comments(0)
2012年 02月 11日
感想_昼下がり、ローマの恋
これまたライトやねぇ。『昼下がり、ローマの恋』2月11日公開。あるアパートで暮らす人々の3つの恋の物語。若者ロベルトは、恋人サラとの結婚を夢見る野心的な男。しかし仕事で向かったトスカーナで魅力的な女性に気持ちを動かされてしまい…。ニュースキャスターのファビオは几帳面な男だったが、ひょんなことからエリアナというグラマラスな女性に誘惑される。しかし彼女にはとんでもない秘密が…。歴史学者のエイドリアンは、大家の娘ビオラと知り合う。パリから戻ってきた彼女は父親に嘘をついていて…。若者、中年、熟年と3人の男をめぐる恋物語。
「昼下がり、ローマの恋」オフィシャルサイト

デ・ニーロ主演のラブストーリーだと思ったら、3つのオムニバスだったわー。デ・ニーロはラストの1篇に登場しますが、これがまた軽い物語でして。借金背負って帰ってきた大家の娘と、かなり行きずりに恋をして、セミリタイアしてたじいさんが人生をもう一度謳歌するっつー話ですが、ほんとこの書いたまんまの展開。40分の短編だけに特に深められることもなく、まんまな感じで話が進みます。なんせクライマックスは花火がバックという月9もビックリのベタなシチュエーション。確かにエイドリアンは優しかったけどさ、ビオラも尻軽過ぎるだろーよ、40にもなってさ。まあモニカ・ベルッチの熟女ボディを拝めるのはありがたいのかもしれないですが。。

その前はコメディ。中年ニュースキャスターが出来心で大惨事に巻き込まれてしまうという。手を出した相手が悪かった、ってことになるんだろうけど、うーん微妙。そして最初の物語はトスカーナの景色がとにかく美しい! それに尽きるかな。あとはファム・ファタールとして登場するブロンド美人がセクシーだったということは記憶しておこう。

3エピソードとも非常に軽やかな展開で、深みや痛みというのはないけれど、単純に恋ならではの楽しさみたいなのは感じられるかな。3人が同じマンションに縁があるというのもベタで出来過ぎた話ではありますが、そのくらいのファンタジーがちょうどいいのかも。で、見終わったあと知ったのは、これ『イタリア的、恋愛マニュアル』の後継シリーズだったのね。どうりでタッチが軽いわけだは。前作に続いてよくわからない邦題ついているところも一緒です。


by april_cinema | 2012-02-11 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 21日
感想_グッド・ドクター 禁断のカルテ
なんか雑〜。『グッド・ドクター 禁断のカルテ』1月21日公開。研修医マーティンは、よき医者たろうと懸命に働くが、思い通りにならないことも多い。ベテラン看護師にはどういうわけかいちゃもんをつけられるし。しかし担当した美少女ダイアンが無事に回復し、彼女から絶対的信頼を受けることで彼は自信を取り戻す。が、彼女が退院してしまうことで彼の心には穴が空きまた物足りなさが芽生え…。
映画『グッド・ドクター 禁断のカルテ』公式サイト

オーランド・ブルームがアホなヤングドクターに扮した医療サスペンス。オーリー、作品選び間違えてるな〜、という感想が出てしまうわ。どこに行きたいのよオーリー! でも役者志す以上は、いつまでも坊ちゃんキャラじゃ嫌なんでしょうね、と斜め上からコメントしたくもなる駄作。

上昇志向を持った青年医師が、善き医者とは?を悩んで悶々していくのかと思ったら全然違ったよ。若さゆえ功を焦り、勝手にストレス抱えた落ちこぼれ君が、勘違いをいろいろしまくった挙げ句、犯罪行為に走ってしまうという共感できないわ、目も当てられないわのお話。しかしねぇ、そのやり方が短絡的過ぎる上、それが完全犯罪として成り立ってしまうというところが意味不明。だってー、薬をパクるわ、カルテ書き換えるわ、点滴を入れ替えるわ、のやりたい放題。いくら夜だからって病院内誰にも見つからずにそれができるとは到底思えないし、さらには使った注射器を紙にくるんでそのままポイ捨てだもんね。てか、医者になれるくらいの知能持っててその杜撰さはないだろうがー!

そんなのすぐ露見するだろうよと思いきや、死人まで出てるってのになぜかスルーされて、マーティンは肯定されるというね。まったくよくわからない世界だぜ。そんなことになっちゃうマーティンの背景を、実家の期待とか、友人へのコンプレックスとか、いろんなオプション使って描いてるけど、特に説得力と呼べるほどのもんはなし。

てことで三流サスペンスでした。残念。


by april_cinema | 2012-01-21 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)
2011年 12月 17日
感想_ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD
回りくどいわりに…。『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD』12月17日公開。出所したてのミッチェルに、旧友のビリーが近づいてくる。ミッチェルは過去を断ち切りたかったが、ビリーや薬の抜けきらない妹などのしがらみが彼をとらえてはなさない。そんな中、偶然助けた女性記者の紹介で、元女優シャーロットのボディガードを紹介される。ミッチェルはその仕事を引き受けるが、それを知ったビリーはシャーロットの高級車を盗もうと持ちかけてくる。もちろんミッチェルは即座にそれを断るが…。
映画『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』 公式サイト

クールなブリティッシュノワールだけど、別になんとも回りくどいばっかりで、特にどうとも思わなかったのぉ。登場人物がけっこう多い分、一人一人は大味つーかさらり。というかみんなミステリアスにするためか、説明は少なくてなんか誰が誰やら。誰が誰でもいいわ、別にみたいな。なのでミッチェルとシャーロットが恋仲になるのはお約束だとしても、全然ピンとこなかったぜ。なんなんだありゃ。

ミッチェルの行動もなんだかパっとしないのよね。仲間が殺されてその敵討ちを結局ギャングに頼っちゃったりして、全然しがらみ断ち切る気ないじゃんね。結局それがもとで最後までツケがついてまわるわけだし、そういう突っ込みはナンセンスかもしれないけど、やっぱ気になるわー。そもそもどこまで裏稼業の人間だったのかもようわからんしね。いい人っぽく描かれてはいたけどさ。

コリン・ファレルは格好よかったし、キーラも良い意味で栗山千明みたいだったけど、個人的には冒頭の女性記者がかわいかったなー。雰囲気だけで中身のない映画ですが、まあブリット気分に浸るには悪くないかもしれません。


by april_cinema | 2011-12-17 00:00 | 6th-man | Trackback | Comments(0)