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2015年 10月 24日
感想_ギャラクシー街道
b0130850_0531692.jpgげ、全然面白くなかった…。『ギャラクシー街道』10月24日公開。西暦2265年、木星と土星の間のスペースコロニーへと通じるルート246666、通称ギャラクシー街道。かつては大勢の宇宙人が行き交ったが、スペースエクスプレス開通後の今はすっかりさびれ人影もまばら。そんな街道ぞいのハンバーガーショップを営むノアとノエ夫妻。街道閉鎖の噂も流れる中、ふたりの店の行方はいったい!?
映画『ギャラクシー街道』公式サイト

三谷さんの新作、押さえておかねばなるまいとお邪魔しましたが、どうしよう、全然面白くなかった…。まず、基本的にギャグが笑えなかった。宇宙設定を生かそうと、へんてこな宇宙人がたくさん出てはくるんだけど、なんかそれが宇宙人というか、ただの気持ち悪い人たちっていう感じだったんだよね。そのうえ、どれも既視感があるというか、意外性に欠けた感じかな。狙っている感はあって当然だけど、三谷さんに対するハードルを上げてしまっているのかもしれない。前作の『清須会議』でもそう思ったし。

そしてキャストが地味。いつになく地味だった気がする。主演こそ慎吾&綾瀬だけど、その他、実力者ではあるけど、『有頂天ホテル』以降のキャスティングからすると、二段くらい落ちる気がする。なんだろう、ご時世的に予算の問題か、宇宙人コスプレが嫌がられたのか。スターパワーが足りなかったので、全体的に地味になった印象も。あとストーリーがなさすぎる。話がどこにも向かってないからダラダラ続くコントみたいだったかな。

ストーリーとも連動すると思うけど、せっかく宇宙が舞台なのに、ハンバーガーショップの中から出ていかないので、全然広がりがない。結局、変な宇宙人たちのどうでもいい話でしかなかった。宇宙らしい新しいマシンやテクノロジーとか、不思議なこととか、ほとんどなかったもんな。特撮時代みたいなレベルの宇宙で、あえてそこは追求せずに80年代路線にしたんだろうけど、それが効いてるとは思わなかったわ。てかこれなら地球でもできた話な気がする。もっと宇宙すげー感ほしかったわ。2265年なのに、キーボードたたくんだとか、ケータイがでかいとか、ブレーカーおちるとか、ちょっとね。

結局笑ったのは、梶原さんの抜け殻と、エンケンさんの子供だけ。でもどっちも、既成ネタだよね。そしてよかったシーンは、最後の最後、綾瀬はるかの改装の夢を語るシーンと、サンバを披露したところだけ。あれは可愛かった! TMR西川の謎の歌唱で締めくくってたけど、いっそミュージカルにしたほうがよかったのではと思ったわ。てかあれですかね、小林聡美さんと離婚してこれということは、実は小林さんが今まで書いてたんじゃないかと思っちゃうね。

いろいろ言ってすみません。でも率直にそう思いました。次回作に期待します!

<2015年11月21日追記>
もしかしてこれ、三谷さん的『スターウォーズ』をやりたかったのでは? 宇宙人の造形とか、設定が特にオープンにならないところとか、全体的なレトロ感とか。そう思うとやってることは『スター・ウォーズ』とあんま変わんない気がするけど、それを許してくれるほど寛容な時代はもう終わってた…。
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by april_cinema | 2015-10-24 00:00 | 6th-man | Comments(0)
2015年 10月 10日
感想_マイ・インターン
b0130850_23594795.jpg完全無欠のデ・ニーロ師匠! 『マイ・インターン』10月10日公開。3年前に妻に先立たれた70歳のベンは、新たな生きがいを探してシニアインターンに応募する。採用されたその会社は、ブルックリンに構える気鋭のアパレルのECサイト運営会社。やり手の女社長ジュールズ専属となったベンは右も左もわからないながら、若者ばかりの社員たちに好かれていく。最初は難色をしめしていたジュールズも、やがてベンを信頼し始めるが、公私共にピンチが訪れる。
映画『マイ・インターン』オフィシャルサイト

恋愛じゃない、男女の信頼関係をきれいにまとめた秀作。とにもかくにも、ロバート・デ・ニーロ扮するベンが紳士すぎて泣けるわ。カジュアルなアパレル会社勤務でも毎日ビシッとスーツ。年季の入ったブリーフケースは超クールで(本気でほしいと思った)、きちんと持ち歩くハンカチは女性の涙を拭うため。仕事もデキて、マッサージ師にもモテてしまい、若造たちへの恋の指南もお手の物ときたもんです。これは『キングスマン』とあわせて、紳士のたしなみを学ぶための映画でしたわ。

それと相対するのがアン・ハサウェイ。若干年をとったなとは思わせるものの、美人社長がどハマりしてて、表情の喜怒哀楽の豊かなことといったら! さらには『プラダを着た悪魔』の続編と間違えそうな、シャレオツ衣装もまた似合うこと。ハイファッション一辺倒じゃなさそうだから、好感度も高いのね。メインふたりのウィットあり、情感ありの円熟のやりとりは、安いラブコメには出せない大人の味わいがありましたわ。いろいろつらいとき、こんな風になんでも話せるパイセンいたらたまらないよね。尊敬すべき大人に出会えるって貴重すぎる。

次なる主役はブルックリンか。元工場をリノベーションした設定のオフィスは、まさにブルックリンの世界観そのもので、シンプルかつ機能的でインダストリアルなインテリアはネット系ベンチャーにぴったりのクールさ。ベンのクラシカルな装いとのハーモニーも美しかったね。ベンとジュールズの自宅も、ダンボとか、パークスロープとかあの辺て設定なんでしょうな。そしてサポートキャストの若者たちもほどよいアクセント。

ママの家に侵入とか、デイビス居候とか、そのあたりの細かいエピソードはなくてもよかったレベルなのがちょっともったいないし、マットの浮気話もなんか残念なだけって感じもしなくはないし、あとちょっとベンのイケメンぷりにトドメをさすクライマックスがほしかったような気もするけど、それは欲張りすぎですかね。個人的にはベッキー役のクリスティーナ・シェラーちゃんが好みでしたよ。

てことで、カップルとかにも安心しておすすめできるデート映画。デニーロ世代の大人にも刺さるんじゃないですかね。
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by april_cinema | 2015-10-10 00:00 | All-Star | Comments(0)
2015年 07月 25日
感想_人生スイッチ
b0130850_239226.jpgブラックでどん引いた。『人生スイッチ』7月25日公開。ペドロ・アルモドバル製作、アルゼンチンで大ヒット、アカデミー賞外国語映画賞ノミネートの話題作は、思いもよらない展開と結末が待つ6つの話のオムニバス。とある飛行機の中の会話。郊外のレストランでの1幕。田舎の1本道でのいざこざ。駐禁レッカーの悲哀。息子の事件もみ消しドタバタ。そして結婚披露宴で露わになる男女の性。このオチ、予想できるか!?
映画『人生スイッチ』公式サイト - 7月25日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマライズ 他 全国順次ロードショー

なんか話題だし評判もよさそうで気になってたのですが、あけてみたら超ブラックコメディだったわ。。長短はばらばらの短編の中で、うわー、あいたたたー、ってなる展開ばっかり。人間の業の深さといえばそうとも言えるし、なにが不幸を呼ぶかわからないといえばそれもそうだし、でも教訓があるっつーよりはホラーだったな〜。最初のエピソードとか軽く笑いながら見てたら、あまりにもひどいオチで(あの事件を思い出させすぎるよ)、閉口して引いちゃってもう戻ってこれずじまいでしたわ。

レストランのやつもウソでしょーって感じだったし、田舎道の1対1もちょっと笑えたけど終わりは引いたわ。レッカーのは皮肉が効いてたとは思うけど、とはいえ後味はよくないしね。最後の結婚式のはまあ皮肉がききつつも、ちょっとだけ後味いいような気がすると見せかけるけどここまでのノリがダメすぎてやっぱりノれず。

なんか、とんでもないところで終わらせておいて、実は最後の最後ですべてのエピソードにさらなるどんでん返しが待ってるのかなって思ってたら、なかったわ、そんな甘っちょろい救い! この映画がヒットする国っていったい…と、なんだか仄暗い気持ちになりました。

コメディはコメディでも、真っ黒コメディです。そのつもりでのご鑑賞を。
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by april_cinema | 2015-07-25 00:00 | 6th-man | Comments(0)
2015年 06月 27日
感想_天の茶助
b0130850_13465370.gifどたばたコメディ。『天の茶助』6月27日公開。すべての人間の運命は、天界の脚本家によって描かれている。あるとき、茶助のひとことで、人間界の美少女ユリが命を落とすことに。ユリに密かに惹かれていた茶助は、彼女を助けるため下界に降りる。天界で作られたシナリオを変えるべく茶助の冒険が始まる!
映画「天の茶助」公式サイト

沖縄が舞台の、スラップスティックといっていいのかな、なんともドタバタコメディ。天使さまこと茶助な松ケンが走ってゲロはいて血を流してがんばってましたー! 定められたシナリオに抗う主人公という設定は今までにもあった気がするけど、天使とヤクザ、リアルとファンタジーを織り交ぜて、沖縄を舞台にしたというチャンプルーさが楽しいといえば楽しい。

松ケン見るのなんか久しぶりだったけど、相変わらず何やっても上手だよねー。ヒロインは大野いとちゃん。ホリプロバーターですかね、って感じだけど少し大人のお顔になられてまして。伊勢谷くんはボクサー崩れという、明日のジョー活かしのキャスティングで、大杉さんがダメおじさん、寺島さんが安定のヤクザと、まあ適材適所なキャスティングです。極め付けは玉城ティナが超絶かわいすぎね。土佐弁とか萌えすぎるだろうと。これのためだけに観てもいいかもしれないかわいさです。いや本当にかわいいよ。

てことで、シナリオはもうなんかヒッチャカメッチャカなので、あんまりついていけませんでした。結局なにがなんだかわからないけど、定められた運命を変えるのは強い思いなんだ、という着地で、その通りだよね、と。僕も、すべての物事は運命によって決定されていると思っているのですが、だけどそれを証明する方法はないから、自分自身最善と思う方へと向かっていくのみなのです。右手を出したいから出す。食べたいものを食べる。決定された運命だとしても、それは本当は自分の意思じゃないとしても、そんなのは別にどうだっていいのだ。僕が生きたい方に生きるのみ。それでいいじゃない。

思ったより沖縄ロケーションが前に出てなかったのはちょっと残念かも。まあ気楽に楽しむエンタメってことでよろしくどうぞ。
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by april_cinema | 2015-06-27 00:00 | 6th-man | Comments(0)
2014年 11月 08日
感想_100歳の華麗なる冒険
b0130850_1964812.gifとんでも爺さん! 『100歳の華麗なる冒険』11月8日公開。100歳の誕生日を迎えたアランは老人ホームを抜け出し、どういうわけか大金の入ったスーツケースを手にする。それはなんとギャングのお金。ギャングから追われ、さらにはアランを探す警察もやってきて、不思議な逃亡劇のはじまりはじまり。周りの人を巻き込みながらも飄々としたアランには、思いも寄らない半生があって…。いったいこの100歳の華麗なる冒険はどこにたどりつくのか!?
映画『100歳の華麗なる冒険』

スウェーデン発のコミカルなロードムービー登場! 冒頭、いきなりアランがキツネを爆破するところから始まって、その唐突さに笑ってしまったけど、なんとアランは子供の頃からの筋金入り爆破オタク。その爆破癖によって、20世紀のさまざまな史実に顔を出しているというぶっとんだ展開にひと笑い。スペインでフランコの命を救い、スターリンに怒られ、トルーマン大統領とも通じているという設定に、スウェーデン版『フォレスト・ガンプ』の呼び声アリってのも納得の歴史シンクロ。

でまあ、そんな人生を送る彼のモットーは、母から教えられた「人生はなるようにしかならない」ってもの。なにかに執着することもなく、なにが起きても平常心。その悟りの境地のスケールがあまりに大きいのも笑っちゃうところ。だから今更大金を手にしても驚かないし、人が死んでも別段哀しむでもないという振り切れっぷりがお見事です。そんな感じで、周りはハラハラするけど何が起きてもどこ吹く風。その肝っ玉っぷり、見習いたいっス。

ただ、なりゆきで殺人事件になったり、ゾウが出てきたり、バリにいったり、愉快な仲間も3人ほど道連れになるわけだけど、そのあたりの展開は一本調子でもったいなかったかな。あんまりディテールに緻密さがあるわけでもないので、豪快な展開のわりには途中で飽きてしまった節も。ラストの布石回収はなかなか痛快だったけどね。

そんな展開にして、最後の最後にペニーにかける言葉にして一瞬見せるアランの淋しげな表情。激動の20世紀を100歳迄生き抜いて、しかし残すもののなかった人生に対する淋しさのようで、グニラと愛をはぐくみこれから家族という未来を作ろうとするふたりへの羨望のまなざしにも見えました。人生なるようにしかならないが真理だとしても、やっぱり誰かとつながっていたいというのが本当の気持ち。深読みしすぎかもだけど、それを想うと荒唐無稽な物語の最後に、一筋の光を見たような気もします。
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by april_cinema | 2014-11-08 00:00 | Starter | Comments(0)
2014年 10月 25日
感想_小野寺の弟・小野寺の姉
b0130850_21433940.gif"間宮姉弟"て感じ。『小野寺の弟・小野寺の姉』10月25日公開。早くに両親を亡くして以来、2人で仲良く暮らしてきた小野寺の姉・より子40歳ずっとおんなじ髪型と、弟・進33歳。お互いのことが大事だからこそ自分だけ先に幸せになれないと思う不器用なふたりにやてきた恋のチャンス。姉弟に幸せな結末は待っているのか!?
映画『小野寺の弟・小野寺の姉』公式サイト

去年舞台になった同名タイトル、チケットまで取ったのに行けなかったんだよねー! まさか映画になるとは。監督は、舞台を手がけた西田征史さんで、今回が初監督。主演の2人は舞台からの引き続きで、西田さんとは『ママさんバレーでつかまえて』で3人で一緒にやってるし気心知れたユニットってところでしょーか。もう片桐さんのコメディっぷりは今さら語るまでもなく、あわせる向井君の朴訥っぷりも磨きがかかっててよかったよー。

さて、お話のほうは、実に間宮兄弟っぽかったなー! オタクではないけど、個性的で弟想いの姉と、大人しいけど姉想いの弟。なんでも話せる仲だけど、ずっと一緒に暮らしてきたふたりだけど、それでも胸の奥にわずかに秘めたお互いへの想いがあったりして、それがちょっとしたことで出てきて僕たちをくすぐっていくという。大きなドラマはない。ふたりそれぞれに小さな恋がやってきて、去っていく。それだけ。秋から冬がきて、そしてまた春に向かっていくかのように。だけど残る、やわらかな温かさ。ありがとうの香り。間宮兄弟の既視感がなければすごくよかっただろうに。

大げさなドラマはなくても、細かな伏線の張り巡らせ方はさすがの西田マジック。畳の下のへそくりも、唐辛子も、遊園地も、より子が笑う仕草も、先生の言い間違いも、見事に活かし切って回収するのはさすが。そしてそのたび、ほんのりした温かみが残っていくというね。この蓄積は、姉弟が実際に長い年月の間に積み重ねてきたものなんだろうなって、無意識に伝わってきていい感じ。大きな感動や、強い余韻ではない。でも、ふとしたときにふたりのことを思い出しそうな、そんな後味。

向井君が小さな恋のメロディをかなでる山本美月ちゃん、かわいいねー。最近美少女ウォッチ足りてないので、ちゃんとブックマークしておきたいと思います!
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by april_cinema | 2014-10-25 00:00 | Starter | Comments(0)
2014年 07月 11日
感想_怪しい彼女
b0130850_1193980.gif最後だけよかった。『怪しい彼女』7月11日公開。苦労しながら一人息子を育て上げ、今はものすごく口の悪いおばあちゃんとなったマルスン。ある日、ふと入った写真館から出てくると…なぜか若返っていた!? 20歳の頃のルックスに戻りながらも中身はおばあちゃんのまんま。当然そのまま家には帰れずにいたが、ある日カラオケでの熱唱を聞いた孫のジハにバンドのボーカルにスカウトされる。ためしに歌うと、大反響を呼びあれよあれよの間にテレビ出演まで決まってしまった! マルスンのやり直し人生は、果たしてどこへ向かうのか!?
【公式サイト】映画『怪しい彼女』│7月11日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか大ヒット上映中

韓国発のヒットコメディは、いかにも韓国コメディなノリ。監督が『ソガニ』の人だから、かなり面白いのではないかと期待したけど、そこまでではなかったです。とにかく主演の子が、かわいい顔して、言いたい放題のやりたい放題、だけど歌が上手でほろりとさせる、って感じ。その掛け合いとかギャグっぽいシーンとかは特に笑えなかったわー。

普通だったなーと思いつつも、最後のクライマックスはちょっと良くって救われたなー。苦労をかけた母を思い、その新しい人生の背中を押そうとする息子と、それに対する母の反応。家族らしい思いやりが感じられて、目頭あつくなりましたよ。でも、ほんのちょっとすぎるぜ。もう少し姑との関係性や、プロデューサーとの恋、バンドメンバーである孫との友情、それから幼馴染のおっちゃんとの腐れ縁にも、なにか落とし込んでほしかったかなー。

ま、楽しく元気にポップソングを聞きながら、軽い気持ちで観るにはいいと思います。
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by april_cinema | 2014-07-11 00:00 | Starter | Comments(0)
2014年 06月 14日
感想_わたしのハワイの歩きかた
b0130850_047441.gifワイハ行きたすぎる! 『わたしのハワイの歩きかた』6月14日公開。ハワイで挙式する友人の結婚式二次会幹事をやることになり、編集者のみのりはハワイのガイド本企画を無理やり通して、取材と合わせてハワイ入り。仕事や恋のもやもやを抱えていたみのりは、ここぞとばかりにハワイを大満喫。パーティに顔を出し、お酒を飲みまくり、地元グルメを堪能。ちょっと変わった日本人たちとも仲良くなって、世界的企業の御曹司とまでいい仲に☆ で、私、何しにハワイに来たんだっけ?

しょうもない映画なんだろーなーくらいの気持ちでやってきましたが、思ったより全然楽しかったよー! なんかちょうどいい感じにリアルで、ちょうどよく現実逃避できて、ちょうどよく恋と笑があって、グッジョブ! これは主人公のキャラ勝ちですかね。仕事はそこそこできるらしいけど、口が悪くて酒に飲まれがち。愛せるような愛せないような感じなのは……なんか自分と似ているから! 自分は違う、自分は違う、と思いつつ、人を批判しちゃうあの感じ、わかるんだよなー。でも、結局同じなんだよね。

それを演じた榮倉ちゃんが、もう、かわいくて、美しすぎて、スタイルよすぎて! パーティルックも、ラフなハワイルックも、編集者ルックも、完璧ですよ。そら編集者自ら写真に写っちゃいますよ。投げやりな感じも、酒におぼれる感じも、毒づく感じも意外なほどハマってましたね。高梨臨ちゃんもかわいかったし、瀬戸康史君てこんな感じだったけ?とか、加瀬君のカッコよすぎキャラと見せかけての外しとかも、よかったです。派手さないけど、ナイスキャスト。

とどめはもう、ハワイのロケーションですよ。ちゃーんとご期待通りに挟み込まれる青い海、青い空、陽気な人々、うまそうなメシなどなど、これは、ハワイに行きたくて仕方ない! 夏休み直前に見るのがいいのか、目の毒なのかわからんけど、ハワイ、猛烈に行きたいっす。そうそう、ちょいちょいギャグシーンがはさまれるんだけど、けっこう笑っちゃいました。本間ちゃんが、ブルジョアにむしゃぶりつくあの挨拶、なんなんだ!?www
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by april_cinema | 2014-06-14 00:00 | Starter | Comments(0)
2014年 05月 10日
感想_WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜
b0130850_0135188.gif爽やかで笑えてGJ! 『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』5月10日公開。大学受験に失敗し、興味本位というかパンフレットに写っていた美人に惹かれただけで1年間の林業研修に参加した平野勇気。やってきたそこは超ど田舎で、しかも1ヶ月の基礎講習からしてツラすぎ! 逃げ出そうとしたものの、パンフレットの彼女と出会ってしまったもんだからなんとなく戻ってきてしまい、ついには1ヶ月の講習を終えて中村林業での実地訓練へと入る。この中村林業、さらなるど田舎かつ、先輩のヨキは激コワ。もちろん待ってるのは超重労働! どうなるなよなよ男子代表、勇気!
映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』公式サイト

矢口監督らしいお仕事トリビアがほどよく散りばめられつつ、日本の田舎の現状をいい塩梅ですくいあげつつ、全体はユーモアでくるまれていて気持ちよかったですー。お題は林業で、そのお仕事がどんな感じなのか、教えてくれつつもどっぷりフォーカスしすぎずに適度なバランスでご紹介。上の世代が残してくれた木を切り、そして先の世代へと受け渡すべく木を植える。その長いスパンでのバトンの受け渡しの尊さは、やっぱり心に残るものがありました。目先の利益や損得ばかり追いかけがちな自分を戒めるに足るメッセージです。

そして、森の不思議とお祭りという、日本古来のアミニズムに踏み込んだのもよかったと思います。不思議のほうはまあ、ありそうなエピソードではあるけど、ちゃんとおにぎりフラグを回収したのもよかったし、ナオキとの最後の手つなぎへの布石にもなっているという流れるようなシナリオ、さすがです。そしてお祭りクライマックスも笑えたわー。あのバカバカしい感じ、嫌いじゃないし、ものすごいジェットコースターだったね。あれ、無傷でいられるわけないでしょってのwww

主演の染谷君やっぱいいよねー! と言いつつ『ヒミズ』観てないしちゃんとウォッチできてないんだけど、ほどよくチャラ、ほどよくナヨ、ちょっぴり成長、な若者を好演。いい雰囲気持ってるよね。ますます今後楽しみ。勇気の描く成長曲線ももちろん典型的な感じだけど、同級生たちを蹴散らす様に溜飲下げましたよ。もちろんね、そうはいってもずーっと田舎に暮らすってのは覚悟がいることだとは理解しつつ。僕も気を付けないとな。安易に田舎暮らしいいですよね、って言っちゃわないように。伊藤英明のこういう仕事っぷりも見事だと思いますよ。替われる人、いなくない?ってレベルでは。

とどめは、耳たぶですかね。しょうもないけど、大笑いしましたわ。幅広い層におすすめできます!
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by april_cinema | 2014-05-10 00:00 | All-Star | Comments(0)
2014年 04月 12日
感想_ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う
b0130850_23595144.gifパブ行きてぇ。『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』4月12日公開。ゲイリーは、かつての仲間たち4人と故郷の町ニュートン・ヘイヴンで、パブ12軒をはしごして飲みまくる「ゴールデン・マイル」に挑む。それは、20年以上前に彼らが達成できなかった目標。5人はすっかり大人になり、別々の人生を送っていたが、この再会を機にまた打ち解け始める。しかし、まるっきり変わらないと思った町には恐ろしい秘密が隠されていた!?
映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』4月12日(土)シネクイント他にて、全国ロードショー

『ハングオーバー』系のただの酔っぱらいおばかコメディだと思ってたら、途中からまさかのアクションモードに確変して、しかもそれが謎の生命体の地球侵略にまで話が膨らんじゃってびっくりしたわー。そしてびっくりついでについていけなかったー! そういう心の準備してなかったもんだから、B級っぽさに置いてかれてシラけてしまったぜ。最初からアクション作を見るつもりで臨むべきだったか。いや、それでも多分おもしろくないよね。

ですが、そこは曲者エドガー・ライト監督。見せ方は流石な感じ。ビールをサーバーから5杯注ぐシーンではちゃんとのどの渇きを刺激してくるし、アクションはアクションで青い血液垂れ流しながら、空っぽのマネキンみたいなので、ゾンビのようなエイリアンのような迫力を見せてくれる。話はなんてことないけどビジュアルの作り込みがすごいんだぜ。

話はなんてことない、なんて言ってみたけれど、この作品も実は元ネタありのオマージュ満載らしい。が、僕にはどれがどれやらさっぱりわからないのも置いていかれ感のもとなのよね。なにげに5人の名前がアーサー王に引っ掛けられていたり、地球侵略をインターネット世界になぞらえていたり、実はかなり緻密に作り込まれているというのは後から知ったこと。初見では僕にはB級かなーと思ってしまったけど、Bを装ったA級映画みたいです。わかんなかったけどね。

てことで、とりあえず結論はビール飲みたいってこと。パブ行きたいよ、できればアイルランドのね!
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by april_cinema | 2014-04-12 00:00 | 6th-man | Comments(0)