2009年 06月 13日
感想_幼獣マメシバ
b0130850_23223837.jpgマメシバ、あんま意味なくね? 『幼獣マメシバ』6月13日公開。父が死に、母が家出し、残された二郎はもう何年も引きこもりの35歳。半径3km圏内だけで生活する屁理屈ばかりの変人二郎に、母からハガキと一匹のマメシバが届けられた。犬を飼う気もなく、といって捨てるわけにもいかず、ペットショップに持って行ったことで、二郎は外の世界に引っ張りだされあれよあれよで母を探すことに。
『幼獣マメシバ』オフィシャルサイト

また犬モノか〜とやや食傷気味な気分でしたが、これは犬映画ではなく、れっきとした人の映画でしたわ。『マーリー』的と言えるかも。犬をきっかけにはしているものの、ダメ中年ニートが自分を再発見する物語。ずばりその核心は、「人間その気になればなんだってできる」です。こりゃまたえらく大きなテーマだな〜。小っこいマメシバとの対比なのか!?

ただ、全体的にストーリーがあまりにも幼稚なため、どうもノレんのよ。中年ニートっていう設定も新しくないし、佐藤二朗さんは超絶巧いんだけどそりゃー佐藤さんはこのくらい全然演るよってハマりすぎてて意外性がない。というかちょっとハメ技に近くて反則っぽさが香る。その他の妙竹林な登場人物たちも、あえて狙ってるのはわかるんだけど、あんまり好きなタイプの人たちじゃなかったです。会話のテンポもちょっとしつこかったなぁ。

最終的には良い話モードで落ち着く訳で、終わってみるとはたしてマメシバ君て必要だったわけ?って感じ。別にそこがマメシバでなくても成り立ってしまったような気がして、例えばチワワでもパグでも猫でもウサギでもクヌートでもよかったんじゃ?って気がするし、もっと言えばペットでさえなくても話は作れてしまった気がします。もうちょっとそこに必然性があったらよかったのにな〜、なんて。ワンコ萌え死にショットも意外と少なかった気がするぞ。

けして悪い映画ではないけれど、犬好き以外を惹き付けるほどの魅力はないのが惜しかったです。
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by april_cinema | 2009-06-13 00:00 | 6th-man


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