2009年 08月 09日
感想_ビフォア・サンセット
b0130850_2230673.jpgまたもや憎いラスト! 『ビフォア・サンセット』DVD鑑賞。かつてウィーンで運命的な一夜を過ごしたジェシーとセリーヌ。ジェシーが著作のキャンペーンで訪れたパリで、セリーヌと9年ぶりの再会を果たす。ジェシーが帰国するフライトまでのわずかな時間で空白を埋めるかのように会話を交わす2人。約束の日になにがあったのか。そして今それぞれに抱く想いとは。
ワーナー・ホーム・ビデオ:ビフォア・サンセット

『ビフォア・サンライズ』の衝撃からわずか中2日での鑑賞。とにかくあの2人がどうなっちゃったのか早く知りたかったんだよ! あ〜やっぱりあの日ヤってたか〜!ってのはさておいて、さすが9年もたつと大人になってるなー!! 前作は本当にストレートに恋に堕ちてく若い2人のパッションに完全にあてられちゃったわけだけど、今作は焦らす焦らす。流れた時間の長さを感じさせつつ、いろいろな状況が簡単に素直な想いを吐露させてくれないあの感じ、すごく共感できますとも。失うものがなかったあの頃に比べると、後悔を含めていろいろなものを背負っちゃってるんだもんね。うんうん。

前作同様にひたっすら2人の会話劇。ちゃんと年齢を重ねたジュリー・デルピーがキレイになってたのに比べるとイーサン・ホークの魅力はやや減退気味? なんてのは言わないでおいて、でもやっぱりお互いに秘めた本音の中の本音が、氷が溶け出すように少しずつ見えてくるのにあわせてこっちもドキドキ。タイムリミットがあるときのあの離れ難さったらないよね。「まだあと何分いける」ってジェシーの気持ちも、「引き止めもしないけど自分からは送り出さないようにしよう」というセリーヌの態度も共感度大です。

実際のタイムリミットとほぼシンクロしたリアルタイム・ドキュメントにまたもやどっぷりハマっちまいました。前作のほとばしる恋のミラクルパワーのほうが好きではあるけど、より深みと渋さの加わった本作も見事な作品。ラストの幕引きも見事と言うべきでしょう!

余談ですが、本作のロケ場所になってるLe Pure Cafe、懐かしゅうございました。2人が座った席とかなり近いとこに座ってたことを知り後から感動。
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by april_cinema | 2009-08-09 00:00 | All-Star


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