2009年 08月 08日
感想_3時10分、決断のとき
b0130850_10261263.jpg男たちの美学てんこもり。『3時10分、決断のとき』8月8日公開。南北戦争後のアリゾナ、戦争で負傷し退役した牧場主のダンは貧しい生活を送り、そして鉄道敷設を計画する地主から借金のかたに立ち退きを迫られていた。そんな折り稀代の犯罪者ベン・ウェイドが捕まりユマ行きの電車へと護送されることになる。ダンは護送役に名乗り出て、ベンを奪回しようとする強盗団たちを敵に回すことに。
3時10分、決断のとき 2009年8月8日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

渋い、渋いぜ! 孤高の強盗に扮したラッセル・クロウ、さすがの貫禄。スーパーな早撃ちテクニックと、独自の哲学、そして頭脳も明晰と、古き良きヒールっぷりを渋みたっぷりに好演。対するなにも持たないダンを演じるクリスチャン・ベイルもいいではないか。家族と借金を抱え、確固たる生き様を見出せず息子にナメられてう冴えなし男は、ベンとの対比もしっかり利いてる〜。いやーそれにしても渋い、渋過ぎる!

脇役も含めて、とにかく男たちの美学をくすぐるセリフとキャラてんこもり。「男ならほしいものは奪い取れ」だの、「ボスの恩を忘れたのか?」だの、とにかくさすがは西部劇、任侠もの並の訓示やらなんやらが登場。父の背中とベンというバッドヒーローたちを見続けるダンの息子、ウィリアム君14歳の視点がまたね、いいんですよ。これから男になっていくウィルが、いろんな男たちの生き様を焼き付けて行くというね。きっといい男になるんだろね、この子(チンピラどまりだったりして)。

アクションシーンはラストに集約して中盤はダンとベンのやり取りを中心にしてるから地味といえば地味だけど、ツウ好みの味わい深さは折り紙付き。そんなにポピュラーな作風じゃないのと、とにかく男、男、男くさいのでそこはご容赦あれ〜。
[PR]

by april_cinema | 2009-08-08 00:00 | Starter


<< 感想_ビフォア・サンセット      感想_ビフォア・サンライズ 恋... >>