2009年 08月 22日
感想_ぼくとママの黄色い自転車
b0130850_2258268.jpg反則だけど涙腺が…。『ぼくとママの黄色い自転車』8月22日公開。小学3年生の大志は、パリから届くママの手紙を楽しみにしていた。しかし、その手紙はどうやらパリから届いているものではないらしいことに気付く。よくわからないけどママは、香川県の小豆島というところにいるみたい。どうしてパパもママも嘘をつくの? ママに会いたいよ!の一心で、大志は一人で小豆島をめざす。
映画「ぼくとママの黄色い自転車」公式サイト

ずるいずるい〜! と思いつつ涙が込み上げてしまったのも事実。病気の母と、けなげな息子。愛ゆえの嘘。嘘ゆえの愛。言ってしまえば難病ものですよ。少年の冒険はそんなにうまくいくかよ、なんてことも思いますが、それでもキレイなものはキレイって言うしかないのですよね。親の愛情と、子の純粋さ。少年目線で超まっすぐに描かれた物語は、どこまでもストレートだから途中何度かひねくれてやりたくなるんだけど、それをはねのけてしまうほどにピュアなのです。夏の終わりにお子様にぜひお見せしたいです。

変にもったいぶることなく、手紙の秘密は早々に種明かし。ああこれは『ニライカナイからの手紙』なのかな、って思ったわけで。今作は短いひと夏の冒険の中で、少年の成長と親の無償の愛を描いてました。大人からみると、鈴木京香&阿部サダヲ夫妻の耐えに耐える愛情に打たれちゃうんだよにゃー。「その日が来たら」って、哀し過ぎます。忘れてしまう自分が、必死に我が子に思い出を残そうそうとする母の気持ちに涙を誘われ、それを側で見ることしかできず、妻を失い息子に嘘をつく父の無念さにとどめを刺されましたわ。

"これを否定してしまったらヒトデナシだろー"的な反則テーマだし、作りもかなり子供っぽい。だから名作とか傑作とかじゃ全然ないんだけど、小学生とかにはこういう映画を見せてあげたいな、って素直に思えました。
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by april_cinema | 2009-08-22 00:00 | Starter


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