2009年 09月 03日
感想_ヒューマンネイチュア
b0130850_011739.jpgこんなB級とは意外~! 『ヒューマンネイチュア』DVD鑑賞。体毛が尋常じゃなく濃く、人間の生活をあきらめ森の中で野生生活を送るライラ。自然作家として成功しながらも男を求める本能に抗えず再び人間界へ。出会ったのはマナーに異常に厳しく、ネズミにテーブルマナーを教え込む実験をするネイサン。結ばれたふたりだったが、ある日森の中で野生で暮らす類人猿の男を見つけたところから変化が訪れる。ネイサンは彼を実験材料として人間生活を教え込もうとし、ライラはそれを快く思わず…。
HumanNature

M.ゴンドリーの初監督作品。きっとオシャレでクラフト感ある作品なんだろうと思いつつ、でもタイトルが全然聞こえてこないのはなんでだろうと思いつつ、見て納得。こりゃ相当なB級でしたわ。ヒューマンとエイプ(類人猿)の対比を滑稽に描き出して、人間はもはや動物には戻れないのよね、ってことを提示。と並行して人間なんて偉そうにしても猿と紙一重ですよなんてことも醸しつつ。
(ちなみに劇中、エイプっつってるけど完全に人間。人間社会に属しているかどうかで分けてます)
で、知性や社会性の功罪っぽいものをなんとなくアイロニカルに描いてますが、そのテーマよりは悪い冗談ぽさのほうが前に出ますね。

やってることは面白いんだけど、その手法があんまりにもコントっぽくて。全身毛むくじゃら女とか、ウホウホいうエイプ男とか、俳優たちは本当によくやったなーって感じの見えづら。楽しいといえば楽しいんだけどね。安っぽさは否めません。でもオチの付け方は上手だったと思うよ。ほかの終わり方は考えられないよね。ちなみにタイトル、ゴンドリーがPVやったビョークの「Human Behavior」とかけてる? かけてない?

ゴンドリー&カウフマンに興味がなければスルーでよい作品だと思います。
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by april_cinema | 2009-09-03 00:00 | 6th-man


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