2009年 09月 05日
感想_孫文 100年先を見た男
b0130850_1102748.jpgいまいち主旨が伝わらぬ。『孫文 100年先を見た男』9月5日公開。革命家・孫文が1911年に辛亥革命を成功する前年の物語。9度までも蜂起に失敗しながらなお理想の社会を実現するために、南洋のペナンに身を寄せた孫文。中国人労働者を助けながら、身を潜めつつ富豪からの寄付を求める。富豪の娘や、孫文に連れ添う女性との間で見せる彼の素顔とは。
9月5日公開映画『孫文』公式サイト

革命前夜の失意の孫文を描いた大河ドラマ。だけど、ほとんどなにも刺さらなかったなー。わっちが無知なのがまずいんだろうけど、とりあえず孫文のことほとんど知らないわけで、いきなりこう歴史の裏側から攻められてもいまいちついてけなかったわ。彼の人柄がどんなものだったのか。ここまでどんな道のりを歩んできたのか。その辺を今一度教えてほしかったなーと願うのは欲張りすぎですかしら? 原題は『夜明』(Road to Dawn)だから、孫文がどんな人かっていうより、夜明け前の時代のうねりを前に出したかったんだろーね。文字通りの世明けと夜明けをかけたクライマックスではありましたが。

ドラマにあまり起伏がなく、孫文を筆頭とした主要キャラたちにいまいちカリスマ性も魅力もなく。今の時代に投影されるような共通点も感じ取れず。混迷の時代ってのは今に通じるのかもしれないけど、はたしてこの映画を観てじゃあ今をこう変えよう!みたいな気持ちになるんだろうか…。ロマンスも中途半端、革命家としてのリーダーシップも中途半端、歴史の描き方も中途半端、結局どこを一番見せたかったのかよくわかんなかったわ。孫文、ただのちょっといい人風情です。

せめてもう少し勉強になる内容ならよかったのになー。かなり渋かったぜ。
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by april_cinema | 2009-09-05 00:00 | Reserve


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