2009年 09月 18日
感想_ココ・アヴァン・シャネル
b0130850_2204885.jpgすっかりオドレイが苦手だ。『ココ・アヴァン・シャネル』9月18日公開。孤児として修道院で育ったガブリエル・シャネル。後に一大デザイナーとして世界に知られる彼女は、スナックで歌い、お針子の仕事をする娘だった。反骨心を持ち、生涯誰とも結婚しなかった彼女の、青春時代。2人の男性との出会いと恋が彼女の運命を決定づけた。
映画『ココ・アヴァン・シャネル』オフィシャルサイト

シャネル映画3連打の2009〜2010年。本命かと思ったけど、ぬぬぬ説明不足なんじゃないんすかねー、こりゃ。先に『ココ・シャネル』を見てシャネルのアウトラインをなんとなく知ってたからいいようなものの、この映画だけじゃシャネルのシャネルたる所以、その華麗なる"スタイル"が伝わらないんじゃないのかなー。なんかただクダ巻いて不倫してるだけの不機嫌娘にしか見えなかったんだよね。その割にちょいちょい申し訳程度のくせに主張して説明するようなセリフやシーンが多すぎるのがひっかかるわ。人物をちゃんと描けてないのに、デザイナーとしての成功事例だけをつまみ食いしている感じ。それはズルでしょー。

でもそれらを差し置いてハマれなかった最大の要因は、オドレイの顔がちっとも好きじゃないこと! 『アメリ』の輝きはどこへやら。辛気くさいっつーか、男みたいっつーか、色気ないっつーか、古くさいっつーか、気品も愛らしさもこれっぽっちも感じねーぜ(好みの問題ですよ勿論)。一体どうなってんだよこれは!! もっと光ってるフランス娘、いっぱいいるだろーにー。マリオン・コティヤールとかじゃダメっすか?(てマリオンは今ディオールか)

せっかく若い時代に絞ったのになんかずっと不倫してただけで、ピンボケ気味。キーマンになる男2人の描き方もあっさりで、この時代をフィーチャーする意味が最後までわかりませんでした。シャネルが何を想い、何を感じ、何を見て、そして後の世界的シャネルになったのか。最高の素材を、もうひとつ調理し切れなかったという印象。残念すぎる!
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by april_cinema | 2009-09-18 00:00 | 6th-man


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