2009年 10月 01日
感想_ラブ・ダイアリーズ
b0130850_0573549.jpg魅惑キャラだらけでオモロ! 『ラブ・ダイアリーズ』DVD鑑賞。離婚を前にしたウィリアムは娘のマーヤから母との馴れ初めを聞かれる。ウィリアムは、母以外に交際を考えた女性が2人いた。90年代、クリントンの大統領選挙の後援活動をしながらの自身の恋愛模様を仮名を使ったミステリー仕立てでマーヤに語り始める。さて、マーヤの母となったのは3人のうち誰なのか。

ひねりのあるロマコメ〜! 主演はライアン・レイノルズ&アイラ・フィッシャーで日本の知名度低いし今後爆発的ブレイクがあるとも思えないけど、小規模でもいいから劇場公開してほしかったなー。のDVDストレート。レイチェル・ワイズにアビゲイルちゃんもいるってのに!! なにより中身がイイんだからさー。

良作だから先にネガティブポイント言っちゃお。アビゲイル嬢ちゃんに頼り過ぎ。マーヤが理解ありすぎっ娘で、最後のオチは大人の都合だけに、両親離婚を前にした娘っ子には簡単に受け入れられないような気もするぜ。でもマーヤは超キュートガールだからそれでもオッケー。てか上手過ぎるぞ、アビゲイル! そして『私の中のあなた』と比べると、この2年くらいですくすく成長してるね。

さーてさて、ライアン・レイノルズ演じる一見優男だけど芯が強く、大統領になることすら夢見る野心家のウィルがまずいい。鼻っ柱が強く自尊心も高い理想家で、恋愛に対してもクリーンで誠実。魅力的な女性が次々現れるのも納得いくぜ。うらやましいぜ。しかも演説原稿を書くだけあって、口にする言葉がいちいちロマンティック。それを浮かせないだけの説得力と演技力があるわー。そりゃスカヨハも落ちるわな!

お相手の女優陣はタイプは違えつつみな魅力的。エミリー役のエリザベス・バンクスは等身大な感じだし、サマー役のレイチェル・ワイズは知的な年上女性がぴったんこ。大胆さもスマートさも一級品でそら男はメロメロになりますってー。で、エイプリル役(いい役名だ!)のアイラ・フィッシャーは『おかチュー』に続いて(製作は今作が先)ブスカワっぷりを最大発動。コメディエンヌ素養を存分にアピールしつつ奔放系女子を好演。こういう子に弱いのよ、わっち。例えるならば『ノルウェイの森』の緑ね。あそこまではぶっ飛んでないけど。

で、秀逸なのはやっぱり脚本。おしゃれロマンティックなテキストを散りばめつつ、ストーリーは流れるように進む。マーヤの視点&ウィルの回想って手法が効果的で、ベタベタなラブストーリーに陥ってない。恋愛モノによく見られる展開の都合の良さなんてまったく気にならないくらいのめり込めましたし、中盤は楽しくてほとんど笑顔で見てられたよー。トイレットペーパー君とコピーガールの恋。思うにならない男女のタイミング。野暮ったさなく、人物を魅力的にまとめきったキャストと演出のバランスもよかったぜ。さすが『ノッティング・ヒルの恋人』『ラブ・アクチュアリー』製作陣!

こんな恋愛したいです、と思える素敵ロマコメでおうちデートに超推奨。原題は『Definitely,Maybe』。劇中に出るワンフレーズ。邦題はまたも安っぽくなってしまいましたが。的外れってことはないか。原題ままじゃー意味不明だしね。いやー満足満足!
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by april_cinema | 2009-10-01 00:00 | All-Star


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