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2009年 10月 31日
感想_ジェイン・オースティン 秘められた恋
感想_ジェイン・オースティン 秘められた恋_b0130850_1317028.jpg軽やかにめしあがれ。『ジェイン・オースティン 秘められた恋』10月31日公開。小説を書くことが生き甲斐だったジェインは、良家との縁談を薦められながらもこれを断り、真実の愛を求めていた。そんなおりジェインの兄とともに現れたのは弁護士をめざすアイルランド人のトム・ルフロイ。都会の風を吹かせながら、ことあるごとに対立するふたりだったが、いつしか互いに惹かれ合う。しかし、当時お金のないもの同志の結婚はとうてい認められるものではなかった。
アン・ハサウェイ主演映画「ジェイン・オースティン 秘められた恋」公式サイト

今日もアン・ハサウェイのお顔は際立ってる~! 18世紀のコスチュームものになったって、そのパッキリお顔立ちを曇らせるはずなんてなく、かといって時代劇から浮いちゃうこともなく存在感を主張。これてすごいことよね。アンを観ているだけで2時間がたつといってもいいように思うわ。ジェイン・オースティンって、なんとなくもう少しお堅いイメージを抱いてましたが、ここで描かれるジェインはかなり独立心旺盛×ちょいお転婆なくらい。マカヴォイ君との相性もよーござんすね。小さいけれど色っぽいよねー、マカヴォイ。こちらもコスチューム全然オッケー!

でもでも内容はやや薄かったなー。この時代にありがちっぽい、家の都合で結ばれないふたり。テンポよく引き付けられこそするけど、なにがあったかっていうと、第一印象悪い→けどなんか気になる→ぶつかりながら意識し始めて→案の定フォリラブ→が、反対喰らって→駆け落ちしてみたけど→運命が2人を分かつ、ってか。でも、完全なる創作ではなくて、ジェインとトムの関係をにおわせるいくつかの事実に基づいて作っているんだって。それにしたってありがちすぎる展開!

日本だとジェインてさほど知られてないと思うので、ジェインのパーソナリティってのがどんなもんだったかいまいちわからないってのと、じゃあそんなジェインならではの秘めた恋がどれほどのもんだったのか。やや普通の恋愛に見えてしまったのはもったいないです。でもあんま考えすぎなければ見目うるわしくて楽しいけどね。

by april_cinema | 2009-10-31 00:00 | Starter


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