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2009年 11月 05日
感想_ブラザーズ・グリム
感想_ブラザーズ・グリム_b0130850_23181140.jpgうわー、イロモノ〜。『ブラザーズ・グリム』DVD鑑賞。魔物退治で知られるグリム兄弟だったが、実は自作自演のペテン師。そいつがバレて拘束され、ある村で少女たちが大勢行方不明になっている事件の謎を解き明かすよう命じられる。そこにはペテンなんかじゃない本物の魔女と、動く森があった!?

グリム童話が生まれる前のエピソードゼロをオリジナルで作っちゃったテリー・ギリアム。ダークファンタジー×コメディで、よくもまあこんな話を考えるよなー!と感心するくらいのへんてこりんワールド。ファンタジーうんぬんよりも、ブラックジョークや間の抜けた冗談が笑えるなー。なにこれ、すっごいヘン。ホント、変!

マット・デイモンがなーんとなく役となじんでない気がすんのは多分、コミカルの場合『オーシャンズ』とかみたくどっちかっていうと下の立場のキャラをよく見るせいかね。兄としていろいろ指示出しダメ出しする姿が似合ってないような(でもジェイソン・ボーンとかは超Sだもんなー)。wiki見たら、当初ヒースと逆にキャスティングされてたのを入れ替えたって話だけど、入れ替えないほうがよかったのでは?なんて思ったり。というかヒース〜! その姿を観るだけで無念さがこみ上げる…。ヒースはやっぱり上手い役者だったんだな〜。頼りなげなひょっこり弟をしっかりものにしてたよ。『Dr.パルナサス』、楽しみにしてるからね!!!

全体薄暗めの色調を使いつつ、ラストでようやく明るい色になってめでたしめでたし。童話エピソードを色々アレンジしながら入れてるらしいけれど、そのあたりは知識窮乏のためあんまりよくわからず。ガラスの靴とかはわかるけど。なんとなく楽しめたけど、それ以上でも以下でもなく。って感じっすなー。

by april_cinema | 2009-11-05 00:00 | Starter


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