人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2009年 11月 07日
感想_僕らのワンダフルデイズ
感想_僕らのワンダフルデイズ_b0130850_074692.jpgいい映画とは言えないけどいい話。『僕らのワンダフルデイズ』11月7日公開。自分が末期がんだと知ってしまった藤岡は、家族に生きた証を残すため高校時代の同級生を呼び出す。当時一緒に組んだバンド「シーラカンズ」を再結成し、コンテストに出場することに。それぞれ家庭の事情を抱えながらも藤岡のため参加し練習を重ねるが…、藤岡が末期がんだというのは本人の勘違いだった!?
映画『僕らのワンダフルデイズ』公式サイト

竹中直人が縦横無尽のヒューマンコメディ。いい話なので、おじさま世代のみならず受け入れられると思う。が、妙にテレビっぽいカット割りとか、山本フラグがわかりやすく立っちゃう設定とかも含めて、いい映画なのかと言われるとうーん微妙と頷けなかったり。まあそんなこと別に気にしなくていいんだけどね。TOYOPETとかスポンサー名が前に出るのはまったくいただけないけど不景気だから仕方ないのかしら。

おじさんたちが青春を取り戻して行く様は素直に気持ちがいいし、奥田民生が作った彼らが歌う楽曲もほのぼのと心地いい。ベタな展開ではあるものの、それなりに話はまとまってるから悪い気はしない。貫地谷ちゃんはかわいい。アンガールスとかはいらないなーと思うけど、まあそれもよしか。

特筆するようなものはないけど、安心して観ていられるお茶の間映画。いくつになっても夢中になれるものがあるってのはなにより素敵なことですね。しかしなぜ稲垣純一。しかもドラムで。

by april_cinema | 2009-11-07 00:00 | Starter


<< 感想_脳内ニューヨーク      感想_スペル >>