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2009年 12月 12日
感想_ヴィクトリア女王 世紀の愛
感想_ヴィクトリア女王 世紀の愛_b0130850_0431799.jpg恋の話は控えめでした。『ヴィクトリア女王 世紀の愛』12月12日公開。19世紀イギリス、王位継承者であったヴィクトリアは、その権力を狙う側近たちに囲まれ育つ。しかし彼女は自ら女王として国を治めることを決意。そんな孤独な彼女を救ったのがベルギー出身の貴族アルバート。政略により出会った2人だったがともに惹かれ合い、ヴィクトリア自ら彼に結婚を申し出た。
映画『ヴィクトリア女王 世紀の愛』公式サイト

うーん普通に伝記映画で、わりと退屈なほうの部類に入るかと。「世紀の愛」ってのはさすがに大げさで、まあ史実的には世紀の愛なんでしょうが、映画ではわりとさら〜っと描かれてました。ので、女王の恋にこっちも胸を焦がしちゃいます!みたいな感じはなしね。原題は『The Young Victoria』。あくまでヴィクトリアの若い時代を描くのがテーマだった感じ。いかにして女王の道を選び、そして結婚をしていくのか。

さてさて主演はエミリー・ブラントだけど荷が重かったように感じたな〜。コスチュームに身を包んだら、けつあごばかりが目立ってしまって、女王としての美しさやカリスマ性は感じられず。演技力というよりもこれは先天的な雰囲気の問題だと思うわ。ただでさえ話が説明的で単調なだけに、主演に圧倒的な魅力がないとなると、なんとなくダレちゃうのも仕方のないところ。この人はちょっと変わった役のほうが似合うってことね。絶対的な美形ではないということがわかりました。

ラストはものすごい駆け足で収束して行って、結局いまいちピントがどこに合ってるのかよくわからない映画に。人の生涯を描くっつーのはほとほと難しいですな。

by april_cinema | 2009-12-12 00:00 | Starter


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