2009年 12月 31日
毎年恒例、今年公開した映画の中から、最も心に残った10作品 & moreを発表!で2009年を締めくくり。 【鑑賞数:外国映画158作品(昨対+13)、日本映画85作品(昨対+8)】 ↑過去最高。この数は当分抜かれないだろうなー。 #10_ジュリー&ジュリア ジュリアの人柄に大笑いしてジュリーの悪戦苦闘に感情移入。そのココロは、愛する人とおいしいご飯という究極のハッピネスってのがいいじゃない。この冬いちばんの"ごちそうシネマ"! #9_ディア・ドクター グレーの魔術師こと西川美和の観察眼の真骨頂。答えがないのに正解を問い続けられるという"究極の二者択一ムービー"。さあ、あなたの答えはどこにある? #8_脳内ニューヨーク まったく監督の頭がぶっとびすぎてて最初はどうしてくれようかと思ったけれど、最終的なメッセージがもろ好み。現実と虚構の境目が見えなくても、そこに無意味なものはありません。"映画の巨大迷路"へとようこそ。 #7_ダイアナの選択 脚本に完全にしてやられた1本。今年の"青春 of the year"はこれで決まり。その揺らぎ、移ろい、多感さを繊細に描き、ドラマにした手腕に拍手だわよ。 #6_私の中のあなた "これ否定したら人でなシネマ"なことは確かだけれど、描いているのは家族の深い深い絆。これで泣かなきゃ、なにで泣くの? #5_愛を読むひと 悲恋と悲劇のWパンチに嗚咽が…。愛は誰かを救うことができるのか。愛は歴史を赦すことができるのか。人生に後悔はつきものだとして、それをそのままにするのではなく伝えることで未来が少しでも変わればいいんだろう。"愛よりも守るべき秘密"の意味するものはなんなんだろう。 #4_空気人形 なんて美しく果敢ない街なんだろう、東京。孤独と孤独を擦り合せて生み出したのは、この街にある悲しみと希望でした。"東京2009代表"と言っていいよね? #3_パイレーツ・ロック 今年度最高の"ラブ&ピース&フリーな1本"間違い無し。リチャード・カーティスお得意の群像ドラマがUKロックと青春と荒波に乗ってどこまでも〜。幸せ過ぎる時間だぜ。 #2_グラン・トリノ イーストウッドの映画が作品ごとにすごくなっていく…。不屈の偏屈ジジイによる、神父様のそれに勝る"お説教シネマ"。某居酒屋の「親父の小言」の200億倍くらい有意義だと思いやす。 #1_ ベンジャミン・バトン 数奇な人生 "今年というよりオールタイムベスト"にインですとも。出会いの尊さと喪失の悲しみを同時に描くことで人生の素晴らしさを説いてくれたベンジャミンの生涯。人生はわからない。これ以上の真理を伝えてくれる映画はなかったです。 7位以降はかなり迷ったな〜。6位より上はすべて2回鑑賞するほどのお気に入り作たちで、ベンジャミンは4回も観てしまった。。こんなに観た映画も初めて。今年も素晴らしい映画イヤーだったなー。来年は少し鑑賞数が減ってしまいそうだけど、よい映画は見逃さずにいきたいと思います。ヘボレビューを1年間ご高覧ありがとうございました〜。 2008年→2008 Most Valuable Cinema 10 2007年→2007 Most Valuable Cinema 10 2006年→2006 TOP10 CINEMA
by april_cinema
| 2009-12-31 00:00
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