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2010年 02月 11日
感想_交渉人 THE MOVIE
感想_交渉人 THE MOVIE_b0130850_1452836.jpgまさにテレビなエンタメサスペンス。『交渉人 THE MOVIE』2月11日公開。現金輸送車襲撃事件から数週間後、宇佐木は空港で、先日の事件の人質だった青年を見つける。その尋常ならざる様子に後をつけ同じ飛行機に乗り込んだ宇佐木。その予感は的中。青年は兄と、もう一人の仲間と、乗客159人を乗せた飛行機をハイジャックした! 制圧された機内で、宇佐木と偶然乗り込んでいた木崎が、犯人との戦いに臨む。
交渉人 THE MOVIE

テレビシリーズ観たことありませんが、多分問題なくついていけました。2重3重の展開と、なかなかの重厚なキャストで、それなりに楽しめましたかな。初っ端のカーチェイスとか、機上での脱出前後のアクションなど映像のしょぼいシーンがあったことを除けば及第点なのかしら。ありがちといえばありがちな話ではあるけど、深く考えずに魅せきるだけのスピード感はあったと思う。まあどんでん返しのためのどんでん返しが続いて、布石が弱いことは否めないけどね。

悪役たちがいい感じに豪華だったね。反町がこんなに犯人が似合うなんて知らなかったよ。てか、今までヒーロー位置が多かったけど、このポジションこそが彼のハマり役だったとわかってなんだか嬉しい。津川さんはさすがすぎてなにも出ません。笹野さんとの絡みも見応えある〜。林遣都くんは、滑舌悪いので啖呵切っても青臭いばかり。青春男子ならまだしも、社会を憂う若者ってガラじゃないよねー。そして成宮くんはどんどん隅っこへ…。

結局ろくすっぽ交渉せずにアクションだけかまして終わりますが、このシリーズはこれでいいってことなんですよね? 突っ込みどころは気にせずに楽しみましょう。細かいことを言い出さなければある程度は楽しめる作品だと思います。このわかりやすさこそ、今どきのテレビ的ってことね。

by april_cinema | 2010-02-11 00:00 | Starter


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