2010年 07月 10日
感想_ぼくのエリ 200歳の少女
b0130850_7345764.jpg全然ホラーだった。『ぼくのエリ 200歳の少女』7月10日公開。いじめられっ子のオスカーは、隣に越して来た黒髪の少女に惹かれる。エリと名乗る彼女は自分の誕生日も知らず「12歳くらい」だと言う。その頃、町には猟奇殺人のニュースが飛び交っていた。少しずつ距離を縮める2人。ある日オスカーが血の契りを交わそうと、自分の手を切り血を流す。するとエリは滴り落ちた血を、床に這いつくばり貪るように舐め始めた…。
映画『ぼくのエリ 200歳の少女』公式サイト

ヴァンパイアムービーで切ない初恋ものらしいと聞いていたけど、かなりホラー要素強かったなー。血はバンバン出るし、首や腕は切り落とされるし、ファイヤーファイヤーするし。なのでスプラッター苦手な人にはけっこうきついと思うわ。オレはそういうのは大丈夫だけど、でもこの映画とはちっとも合わなかったなぁ。いちばん気になるのはエリの背景。ヴァンパイアなのは宿命としても、あんな行き当たりばったりでよく200年も生きてこられたな!っつーの。とっくに捕まって吊るし上げられそうなもんだけど…。町の人も殺人事件が起きたわりにはなんとなくのんびりしているような…。

ポイントは「好きでこんな体に生まれたわけじゃない」ってところですか。エリは言わずもがなオスカーもまた好きでいじめられてるわけではなく、現代の子供の閉塞感を象徴しているのかしらね。その孤独を共有できる同志の恋は、しかしどでかい障害があって、あーん切ない!と。でも、エリがオスカーに惹かれる理由はあんまし見えないなあ。ちなみにオスカーはスウェディッシュらしいかわいいパツキンだけど、エリの顔はまったく好みじゃなかったのが残念。

やけに唐突な場面転換が多くて、各カットは美しさも漂わせているのに流れが切れがち。ストーリーラインも弱いなぁと思ったし、音楽もやけに場違いなものが多かった。最後の展開もどうなんだろうか。。続編でもあるのかしら。まるで趣味に合いませんでした。でもけっこう受賞歴あるみたいで世間ではわりと好評?
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by april_cinema | 2010-07-10 00:00 | 6th-man


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