2010年 08月 14日
感想_ヤギと男と男と壁と
b0130850_9424911.jpgあっそ。『ヤギと男と男と壁と』8月14日公開。記者のボブはとあるエスパーの話を聞く。彼はかつて超能力者で組織された国家の秘密軍隊、"新地球軍"に所属していたというのだ。とそこで妻の浮気発覚。傷心のボブは戦地イラクへと取材兼傷心旅行に向かった。そこで出会ったリン・キャシディこそ噂のエスパー、ナンバー2。彼と同行することになったボブは、さも不思議な、というかクレイジーな体験を次々することに…。これ、嘘のようで本当にあった話(大部分が)。
映画「ヤギと男と男と壁と」オフィシャルサイト

超能力者で軍事組織を作るという嘘のような本当の話を、ゆるコメディに仕立て上げた本作。豪華スターたちがバカバカしい話をゆるゆると演じていて、多少はくすくすできます。まずはリンを演じたジョージ兄貴。真っ黒に日焼けして中東人のような風情と所作がおかしい。そして超能力を持ち、かつてヤギを眼で殺したことまであるという伝説の男。次から次へとクレイジーな発言と行動を、冷静に繰り出す様にそこはかとないおかしみが。あるにはある。ユアン・マクレガーはそんなバカな人たちに振り回され、変なパロディも挿入され…。

しかし、全編そんな感じで、これが完全なるコメディならば、「あーバカだねぇ」で終われた気もするんだけど、なまじ実話ベースとか言われると急に興が削がれてしまうんだよなー。ふーん、あっそ、って感じ。というかこれ内輪ネタだろ! しかも語り部となるボブがほとんど全部説明しまくってしまうところも全然ダメ。説明しないとわかんないボケなんてボケじゃねーっす。でもそうしないとこのストーリー、ぶっ飛びすぎてて(=頭がおかしすぎて)誰もついてけなかっただろうけれどね。

無理矢理「信じるものがあるって素晴らしい」という謎の価値観で結論づけているけど、ほんとバカバカしいお話。90分ちょいのんべんだらりと過ぎて行くので(テンポが悪いわけではない。次から次へとおかしなほうへ、おかしなほうへと話は進む)、お盆休みに惚けて観るのには悪くないかもね。結局、あっそ、で終わるけど。
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by april_cinema | 2010-08-14 00:00 | 6th-man


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