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2010年 11月 27日
感想_アメリア 永遠の翼
感想_アメリア 永遠の翼_b0130850_1015842.jpg強い人だ、アメリア! 『アメリア 永遠の翼』11月27日公開。初の大西洋横断飛行を成し遂げた女性としてアメリカ中を熱狂させた女性アメリア・イヤハート。彼女のパブリシストとなったジョージとの結婚後も、大西洋単独横断など次々と飛び続ける。マスコミの中傷や、ジョージとのすれ違いがありながらも、最後の夢である世界一周飛行へと向かうが、命を落としかねない大事故を起こしてしまう。
映画「アメリア 永遠の翼」公式サイト

アメリカで最も有名な10人に必ず入るという、スーパーウーマン。名前はよく聞くわりに、日本じゃあんまり知られてないよね。ということで、まずは伝記映画として十分楽しめたわ。とにかく彼女の飛ぶことに対する気持ちの強さ、女性としてといようり人間としての強さが立派。夢に向かって真っ直ぐで、明るくポジティブ。人を巻き込む力がありそうだったなー。結婚に関しては懐疑的でありながらもジョージの愛を受け入れ、最終的には女性としても幸福を手にしているところがまたいいわ。現代的な強さを先駆けて持ちながらも、今時の擦れた感じは全然ないし。ところで、飛行パイロットの善し悪しってどこで決まるんですかね。判断力? 操縦スキル? アメリア以外の人が成功しなかった理由はなんでなんだろう。

さて、物語の結末は、ほぼデッドエンド。世界一周の旅に出たアメリアは、飛行中に消息を絶ち、そのまま今をもってして行方不明のまま。最後のフライトの緊張感は、結末がわかっていても手に汗握らせるぜ。なにかがあと少し違っていたらこんなことにはならなかったんじゃないか、ってそう思わせるし。おそらく交信の記録とかは残っているんだろうな。ちょっと怖いけれど。

最後の飛行の中で手に入れたアメリアとジョージの愛。ヒラリー・スワンクは超ハマり役ですね、こういう強め女子ってのは。飛行シーンの迫力もあったし、当時を再現した雰囲気も湿っぽくなくてグッド。いい伝記映画でした。

by april_cinema | 2010-11-27 00:00 | Starter


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