2010年 11月 27日
感想_デイブレイカー
b0130850_391485.jpg暗いよ…。『デイブレイカー』11月27日公開。謎の感染症により2019年、世界はヴァンパイアのものになっていた。目下の社会問題は、彼らの食料である血液を供給するオリジナルの人類がわずか5%を切ったことによる飢餓。町は、血液の不足により凶暴化したヴァンパイアによる事件が後を絶たない。その世界で代用血液の研究を進めるエドワードは、ある日、逃亡する人間たちをかくまう。その中のひとりは、一度はヴァンパイア化しながらもある事故で人間に戻った男だった。
映画「デイブレイカー」公式サイト

斬新な世界観とか、スタイリッシュなSFアクションというけれど、うーん、あんまり響かなかったなー。ヴァンパイアムービーのよさってのがあんまりわからないものでして。別に矛盾しているとか、リアリティがないとか、そういうことが言いたいわけでもないんだけどね。設定は皮肉が利いてますよ。ヴァンパイアが普通に通勤してて、駅のスタンドで"ブラッド"コーヒーを飲んでるとかね。車は日光を遮断するシールドがついて日中もドライブOKとか。とりあえずヴァンパイア仕様で町中も夜化されてるので、映像が暗いっす。この時点で辛気くさいぜ。

でもこういうことか、ヴァンパイアが絶滅しそうな人間を保護しないところを、人間が数多の動植物を絶滅に追い込んでいることに重ねてアンチテーゼとして描いているってことか。あくまで自分たちの利益のために多種族を滅ぼしてもいいのか、と。そう考えてみるとこの映画にも意義ってあるのだな。

でもやっぱり、呑み込めないわ、この世界。偶然に人間に戻るその事故もようわからなければ、エドワードがトライした火だるま作戦も意味不明。さらには、いつの間にかヴァンパイアから帰還した人間の血が治療薬になるってなんだそりゃ? まさかの共食いが始まってそのまま胸くその悪いバッドエンディング。ヴァンパイアそのものが架空のものだから、どんな架空のメソッドで人間に戻ってもいいんだけど、なんだそりゃーってなっちゃった。基本的にヴァンパイアを受け入れられてないからなんだろうなー。

なにやらいろいろあった割に、結局なんかよくわからないままに、ヴァンパイアと人が戦って終わっていった感じ。ごめん、あなたのことを、好きになれなくて。
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by april_cinema | 2010-11-27 00:00 | 6th-man


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