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2011年 03月 12日
感想_塔の上のラプンツェル
感想_塔の上のラプンツェル_b0130850_1039015.jpg安心ディズニー印。『塔の上のラプンツェル』3月12日公開。18年前、赤ん坊の頃に王家からさらわれた少女ラプンツェル。彼女を連れ去った老婆は、塔の上の家にラプンツェルを囲い、そして若返りの不思議なチカラをもった彼女の美しく長い髪は一度も切られたことがなかった。ラプンツェルが18歳を迎えるとき、塔の上の家に迷い込んで来たのは逃亡中の大泥棒フリン。ラプンツェルは老婆のいない隙に、フリンとともにまだ知らない外の世界へと飛び出す。そこで彼女が出会った新しい世界と、運命の真実とは。
塔の上のラプンツェル | ディズニー映画

鉄板ですな〜。ディズニー長編アニメ、記念の50作品目ということです。今までにない新しいヒロインていう触れ込みもあるけど、特別そんなことはないかな、と。元気でポジティブ、世間知らずな分純粋でイマジネーション豊かで、そして美しいお姫様ってキャラですな。そしてお話の根本にあるのは、外の広い世界を知ることと、冒険することにある尊さ。18年外の世界を知らず、無菌状態だったラプンツェル。外には危険も確かにあるけれど、それ以上に美しいものや、夢見るということが詰まっていることを教えてくれるのです。この世はでっかい宝島、そうさ今こそアドベンチャーなわけですよ。

なんつってもハイライトはチラシにもなっているあの灯籠舞い上がるシーンだよねー。アニメでありながらあの美しさは感動的。娘を探す王家の想い、善き王家を慕うからこそ姫を待ち望む国民、運命を探すプリンセスと、彼女に惹かれ始めた泥棒兼王子様。すべての想いが交錯し、希望の光として夜空を彩るあれは、ディズニーランドのエレクトリカルパレード的というか、真夏の夜の花火的というか、とにかく美しくて作品の中核を担うシーンだったと言っていいでしょう。

その他のストーリーとかは特別語るべきものはないと思ったけど、まあとにかく老若男女まんべんなく納得できるお話。春休みにぴったりですね。

by april_cinema | 2011-03-12 00:00 | Starter


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