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2011年 05月 21日
感想_ゲンズブールと女たち
感想_ゲンズブールと女たち_b0130850_9184836.jpgもてもてやんけ! 『ゲンスブールと女たち』5月21日公開。酒とタバコをこよなく愛し、作詞家、作曲家、歌手、俳優などマルチな才能を発揮した天才、セルジュ・ゲンスブール。ロシア系ユダヤ人という出自と、自分の容姿にコンプレックスを抱き続けながらもそのカリスマ性と才能は数多くの美女たちを虜にした。彼の華々しい女性遍歴と輝かしいキャリアを、音楽と情熱でつづった物語。
映画『ゲンスブールと女たち』公式サイト

なんてスキャンダラスな人生なんだ〜。ゲンスブール、名前くらいは聞いたことあったかもしれないけど(いや、ないかもしれない)、どんな人か、何してた人かは全然知らないまま鑑賞。それでも十分楽しめたわ。監督は「伝記映画ではない」って言ってるみたいだけど、伝記映画としてもある程度通用すると思う。20世紀のフランスのシーンに通じてるとなおのこと楽しめるんじゃないかなー。なんせ出て来る名前もエディット・ピアフだ、ジェーン・バーキンだ、ブリジット・バルドーだって話だからさ。この辺にビッグネームが並んでるから知識なくても入りやすかったんだと思うわ。

次から次へと浮き名を流し、そして世間を騒がせていく様をテンポよく描いていて、映像的にも遊びを入れたりしてるから惹き込まれる。あれだけ成功して多くの女に愛されながら、だけど不思議とゲンスブールは幸せそうには見えない。それはやっぱり彼が抱え続けたコンプレックスのせいなのか、なんなのか。あれだけ名前を轟かせながらも、彼にも苦悩があったんだろうな、と。

しかし、出て来る女優たちが軒並み見目麗しいのね。あの有名美女たちを演じるわけで、みなさん相応におきれいで、エロとかはないけど、それを見ているだけでも楽しくて。全体的におしゃれなムードも漂っていて、いろんな面でカルチャー指数高かったと思います。

by april_cinema | 2011-05-21 00:00 | Starter


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