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2011年 09月 10日
感想_探偵はBARにいる
感想_探偵はBARにいる_b0130850_830547.gifキャラ弱くね? 『探偵はBARにいる』9月10日公開。札幌・ススキノの探偵は、入り浸っているバーのケラーオオハタにある黒電話でのみ依頼を受ける。今回かかってきたのはコンドウキョウコという女からの奇妙な電話。ミナミという弁護士に会い、あることを聞けといううさんくさいものだが、相手の声にただならぬものを感じた探偵はその依頼を引き受ける。しかしそれは大きな過去と事件とつながっていた。
映画「探偵はBARにいる」2011.09.10 ROADSHOW【出演】大泉洋 松田 龍平

なにはらヒットしているみたいだけど、オレには刺さらなかったわ。大泉洋×札幌ロケ、探偵もの、相方は龍平と、おもしろそうな匂いは漂ってるけど、その実なんだかロートルな印象を受けてしまったのですけれど。依頼はBARの電話から、美女に弱い、なんやかや、っていう設定はいいんだけど、それがあんまりキャラクターに反映されてなかったような気がするんだよね。探偵さんが熱いのはわかるけど、なにが得意でなにに弱くて、そういうところはわりとおざなりになってたと思う。展開と見かけ上のキャラには凝っていたけどそれを演出で出せていなかったのではないだろうか。キャラ説明にあるものをそのまま用意した感じで平面的。大泉さんがやるから大泉さんぽいキャラにはなってたけど、それじゃーちょっとねー。

周辺キャストもなんか思わせぶりすぎるよ。地元の名士に西田さんで、謎の美女に小雪、のんびりしてるけど強い相方に龍平くん。バランスはいいのに、みんなあんまり魅力的じゃなかったよな〜。クレイジーな敵キャラで出て来る高嶋政伸は変なヅラで気持ち悪かったけど。あの辺りのドタバタしたアクションも昔っぽかったなー。

ミステリーとしてもなんか今更どうということもないし、どうもこれがヒットするってのはよくわからなかったわ。続編もあるらしいけど、ちょっと興味湧かないっす。ごめん!

by april_cinema | 2011-09-10 00:00 | Starter


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