2011年 09月 10日
感想_ミケランジェロの暗号
b0130850_8471784.gif鮮やかな手並み! 『ミケランジェロの暗号』9月10日公開。ユダヤ人画商のカウフマン一家は、国宝級のミケランジェロの絵を所有していた。ヴィクトルはそのことを親友のルディに打ち明けると、ルディはナチスにつき、その画を略奪。カウフマン家は収容所へと送られてしまう。しかしその画は父が用意していた偽物。ヴィクトルは画のありかをタテに家族と自身の命を救うため交渉を始める。
映画『ミケランジェロの暗号』公式サイト

なんてオモシロイ話なんだ! これ実話なんだっけ? ホロコーストがらみのお話の中でも出色の1本でしょうこれは。たいがいこの時代のユダヤ人は奪われるばかりで、カウフマン家も例外ではないのだけど、ただではやられずに対等かつスマートに危機的状況を脱していくのがなんとも爽快で痛快! テンポもよく伏線の回収も見事。暗号の謎はすぐにわかりはするものの、そこが焦点じゃないから十二分に楽しめちゃうんだわこれが!

しかもシリアス一辺倒じゃなくてなんだかユーモアがあるのがいいね。ヴィクトルがほんと知恵もあり勇気もあり、なおかつ窮地にあって笑いを忘れないあの姿勢がまた気持ちいいんだぜ。本当に持ってる人はああいう感じかもしれないなーっていう説得力もありつつ、それを演じるモーリッツ・ブライプトロイが絶妙にイイっす。ドイツ人俳優のエース級らしいけどそれも納得だよね。

もうあとは見てくれとしかいいようがないけど、悲劇の時代を鮮やかに駆け抜ける彼らにとにかく拍手を贈ってくれ!
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by april_cinema | 2011-09-10 00:00 | All-Star


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