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2011年 09月 17日
感想_アジョシ
感想_アジョシ_b0130850_8585757.jpg韓国製ジェイソン・ボーンと芦田愛菜。『アジョシ』9月17日公開。世間との関わりを避けながら質屋を営むハシク。隣の小さな娘ソミはそんなハシクを慕っているが、ある日ソミの母親がマフィアの麻薬をかすめとったことで拉致されてしまう。ソミの身を案じたハシクは母子の救出に向かうが、母親は無惨な姿で発見され、ソミは行方不明に。ハシクは命を賭して、ソミの行方を探す。
映画『アジョシ』オフィシャルサイト

ウォンビン、超〜カッケー!!! 序盤はキムタクみたいな長髪で口を閉ざしながら、ブラックスーツに身を包んで寡黙アクション。後半は自ら髪を刈り落として(だけど仕上がり超クール、そしてサービス半裸ショット!)、鍛えたボディをちら見せしながらのガン×武術アクションで見せまくり。1人で20人近くを葬る無敵っぷりは、そう、まさしくジェイソン・ボーンそのもの! 途中で明らかになる国の暗殺舞台の一員だったって過去も、ダブるものありますな。いやそれにしても本当にクールだ。兵役してくるとやっぱカラダのできが違うってか!

そういうわけでアクションは格好いい! 出だしの質屋店内でのナイフ払いのけもスーパークールだったし、序盤のトイレ個室バトルもなかなか興奮した。手持ちカメラでぶらしたり、アングルいじったりってところも、ボーンシリーズに近いものがありつつ、オリエンタル武術の動きも加わってるのがやっぱりハリウッドとの違いね。ガン×肉弾×ナイフのミクスチャーがかなりイカス。がしかし、韓国映画は血をいとわないっつーか、ブシュブシュ出血しまくるので、スプラッター苦手な人にはきついところもあるかも。

その一方で、サスペンスとしての緻密さは全然なく、ディテールは端折って端折って。どうやって行き先探ったの?とか、銃弾抜いてくれた人は誰?ってかどこそこ?とか、細かいところ説明ナッシング。(勝手に)韓国の芦田愛菜ちゃんことソミとの人間ドラマもかなり弱いっす。ハシクの過去はわかったけど、それだけじゃーちょっとなぁと思うところも。

でもとにかくウォンビンが格好いいからそれでよしかな! さすがは四天王の一人。K-POP連中とはひと味違いますネ。髪型真似したいネ。

by april_cinema | 2011-09-17 00:00 | Starter


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