2011年 10月 29日
感想_ステキな金縛り
b0130850_2033444.gif三谷印や。『ステキな金縛り』10月29日公開。おっちょこちょい弁護士の宝生は、とある殺人事件の被告の弁護を担当する。被告の主張するアリバイは、犯行時刻に民宿で金縛りにあっていたというもの。しかもそれは落ち武者の幽霊の仕業という。訝しがりながらその宿に向かった宝生は、まさかの落ち武者の幽霊を目撃する! そして、落ち武者を証言台にたたせるというなにもかもが現実離れ、前代未聞の幽霊裁判が始まった〜!
三谷幸喜監督最新作 映画『ステキな金縛り』公式サイト

三谷コメディらしさ満点。並みいる実力派ベテラン役者たちが濃いめの立ち回りを嬉々として演じるというあの感じ。役者さんたち楽しそうだし、スタッフたちも楽しそうだし、それを見ているとこちらにも楽しさが伝播してくるんですよね。今回は幽霊ネタってことで、お約束の笑いがてんこもり。幽霊が見える人と見えない人がいて、見えない人からすると宝生とかは、え、ちょ…あの人独り言ヤバくない!?っていう。このノリが要所要所にふんだんに盛り込まれるわけ。それを受けるのが阿部ちゃんだったり、中井貴一っちぁんだったりだから鉄板ですわ。もちろん、過去作品の出演者たちはカメオ的に出番もらってるのもこれまで通り。佐藤浩市さんやら、市村正親さんやら、唐沢さんやら、あってもなくても本筋に関係ないシーンだけど、短い時間で楽しませてくれます。

が、全体としてはややくどかったかなーって感じ。笑いの基本線が幽霊との絡みだから、新鮮味はあんまりない。尺も2時間20分超えは長過ぎたと思うな〜。もうちょっと端折ってテンポよく回してくれたら、既視感あってもすっきり笑って楽しんで終わりだったのにね。笑いと笑いの間に、落ち着いちゃう暇があったもので。退屈したりはしないんだけどね〜。

てのをふまえても、深っちゃんはボケボケ弁護士が可愛かったし、西田さんの落ち武者はハメ技的楽しさでしょ。その他みなさん達者も達者で隙なしです。こうなると、過去作品に出てるのに呼ばれなかった役者さんは嫉妬しちゃうだろうな〜。誕生日パーティに呼んでもらえない的疎外感やらジェラシーやら味わっているかも。何はともあれ、三谷印の元気が出るコメディ。今までほどのメガヒットにはならないと思うけど、安心クオリティだと思います。がしかし、今年の秋はライバルになりそうなけっこう面白い映画多いぜ〜!
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by april_cinema | 2011-10-29 00:00 | Starter


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