2012年 05月 12日
なんか勢いがスゴイ! 『ロボット』5月12日公開。ロボットアンドロイドのチッティを開発したバシー博士。そのロボットは素晴らしいできで大活躍するが、感情がないために人の生死にかかわる判断ができず、コマンド遂行のために人を害めてしまうことも。そこで博士はロボットに感情や道徳をプログラムする。チッティはアンドロイドとしてさらに完成度が高まるが、あろうことかロボットは博士のフィアンセに恋をしてしまった。彼女を手に入れるため、博士と敵対したチッティは、その人智を超えた頭脳とパワーで強大な帝国を作り上げてしまう!? 映画『ロボット』公式サイト コピーどおり、わけわからんけど、くだらなくて勢いあって面白いわ〜! 話は単純なんだよね。超高性能ロボット作って、だけど感情がないのが欠点だからそこも解決しちゃって、道徳とか情操教育まで仕込んだら、完全に人格持っちゃった上に恋して反抗して敵対してしまうという。ベースはどこかで聞いたこともある話だけど、エスカレートの仕方がパワフル。そしてキャラクターの造形もステレオタイプでありながら面白い。博士は研究に夢中でフィアンセをおいてけぼり。でもいい人。そのフィアンセは超べっぴん。愛想つかしそうになりながらも博士ラブ。言動はっきりしてておもろい。でもロボットを狂わせた張本人。で、博士の師匠が嫉妬で話をややこしくしてしまうと。あとアシスタントふたりも妙な絡み方しててウケルね。 真打ちはもちろんロボット! このビジュアルがただの中肉中背中年のオッサンてのがイカス〜! なんでもなさそうなおじさんが超絶パワー&知能をもって活躍しつつ、善玉ロボだったはずなのに、だんだんヤクザみたいになってって、最後にはラスボスになりきるという。全然かっこ良くないのに、このジョブチェンジっぷりが、なんかインパクトすごいのだ。インパクトすごいのはキャラだけじゃなくてビジュアル全般。とにかくロボットアクションが、ハリウッド大作とはまるで違うノリで、うまく言葉にできないけどなんか面白いんだよな。ちっとも洗練されてなくて、とにかくいろんなものがtoo muchだし、蚊のくだりとかはすげー気持ち悪いし、最後のトランスフォーム状態もなんかよくわかんないけど、でも知らない強さというか失敗を恐れないというか、とにかくものすごい勢い! ギャグの挟まれ方とか、突然歌って踊りだしちゃうところとか、随所にインド流のエンターテインメントがおりこまれて、理屈抜きにして勢いありまくり映画。ギャグと割り切って見てみてください。損はしないと思うから。
by april_cinema
| 2012-05-12 00:00
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