2012年 12月 15日
なんか惜しい。『マリー・アントワネットに別れをつげて』12月15日公開。フランス革命前夜。マリー・アントワネットの朗読係として使えるシドニーは、王妃に心酔していた。バスティーユ陥落の報を受け混乱する宮廷で、王妃は寵愛するポリニャック夫人の身ばかりを案ずる。王妃のためにすべてを尽くす覚悟を持っていたシドニーは、まさかの命令を突きつけられる。それは、難を逃れ宮廷から逃げるポリニャック夫人の身代わりとなることだった。 映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』公式サイト│12月15日TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー マリー・アントワネットがレズビアンコっつー設定で繰り広げられる宮廷劇。ゴージャスで独特な雰囲気はあったし設定は興味深かったけど意外とライトな内容だったなー。まずですね、シドニーちゃんのマリーに恋い焦がれる具合が弱いです。彼女がどういうキャラクターで、なぜマリーにそこまで惹かれるのか。貧しい孤児だったから、プリンセスにあてられてしまったのか、どこかで優しくされてしまったのか、そういうのが欲しかったよ。朗読中のボディタッチだけで頬赤らめられてもちょっとねー。演じてたレア・セドゥちゃんは独特の色気があって、注目もされてるみたいだけど、そこまで輝いてるかな? と同時に、マリーのビアンコっぷりももっと煽ってくれればよかったのに。まず、マリーが宮廷の女たちもとりこにするくらいのゴージャス&ビューティであってほしかったし、そのうえでポリニャック夫人ともニャンニャンするような描写もあってもいいと思いました。ダイアン・クルーガーは綺麗な人だと思うけど整い過ぎてていかついというか、マリー・アントワネット具合ではあっちのキルスティンのほうがよかったなー。そこはソフィアのチカラだったんだろうけど。 ということで、全体的にやや盛り上がらないままさらりと終わってしまったよ。女の嫉妬をくすぐる最後の命令も確かに強烈ではあるけど、終わり方が中途半端だし、結局なんだったんだ?って感じ。当時っぽさを出してるのかもしれないけど映像もわりと暗いし、こうなるとバスティーユ襲撃前である必要性もいまいちなかったような気がします。そのあたり含めてもうちょっと膨らませ方はあったような気がするにゃん。あとシドニーをナンパするあいつはなんだったんだ? いろいろと惜しい!
by april_cinema
| 2012-12-15 00:00
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