2013年 04月 20日
感想_ヒステリア
b0130850_2235390.gifわお〜事実は小説よりハレンチ!? 『ヒステリア』4月20日公開。19世紀末のロンドン、街では女性特有といわれる「ヒステリー」が広まっていた。そんな患者を救う婦人科のダリンプル医師は、あるマッサージ療法を生み出す。青年医師グランビルも、その治療に明け暮れるが、やがて腱鞘炎によって腕が動かなくなるのだった。ダリンプルの次女シャーロットはそんなふたりを軽蔑し、女性のために戦いを続けていた。

わー、なんか隠れいい話映画で面白かった! 実はこれ、バイブレーション開発の初めて物語りでもあるのです! わお、ハレンチ! ってのはふざけすぎですが、実際に当時、異常性欲とか不感症とか鬱とか、いろんな症状を全部ひっくるめてヒステリーと名付けて、まあハレンチなマッサージ治療してごまかしていたそうな。で、そのマッサージをハンドケアでやってたら腱鞘炎になっちまうからマシンを作ったってことなんだけど、それはまあ事実でありながらサブエピソード。

シャルロットが主張していたのは、そうやって女性たちの苦悩とかを十把一絡げにして、場当たり的な治療で誤摩化していたのが許せないってわけ。本質的には閉鎖的な社会や、女性を押し込める古い慣習こそが原因だと早く気付けよこの馬鹿親父と、アホ医者!ってなわけ。そのあたり、コミカルに描きつつもちゃんと本質に踏み込んでいるのがいいんですよね。マギー・ギレンホールがこのキャラにすごいハマってたし。彼女、現代劇よりコスチュームものがお似合いなのかも。

で、最後にはグランビル君とシャーロットが意気投合してめでたしめでたし。実話をこういう見せ方で脚色するのってドラマチックでいいですね。小品の良作発見って感じで得した気分です。



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by april_cinema | 2013-04-20 00:00 | Starter


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