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2013年 04月 27日
感想_ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
感想_ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮_b0130850_2284010.gifあーもう! 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』4月27日公開。18世紀デンマーク。ドイツ人医師のストルーエンセは、国王クリスチャン7世の侍医となる。精神が不安定な王の友人となり、唯一の理解者となることで、やがて彼は政治力をも持ち始める。さらに、王妃カロリーネとも心を通わすことに。しかしそれが面白くない貴族たちは、ある計画を進めていた。

デンマーク発の大河ドラマ。主演はデンマークの堤真一(勝手に名付けました)、マッツ・ミケルセン。コスチュームがまるで似合ってない…!と思ったことはさておき、今回は珍しくけっこうアクドイ役だったけど、それもあんまり似合ってなかったな。彼は純朴かつ損な役回りが似合う薄幸顔っていうことがよくわかりました。

さて、話はドロドロ宮廷劇なんですよね。いつもこういうものを見ると思うんですよ、盛者必衰の理ってわかっているのに、なんで深入りしすぎて取り返しつかなくなってんねん!って。もっとうまく寸止めして美味しいところで止めとかなあかんて!って思っちゃうんだけど、人間そんなに強くないよね。ずぶずぶいっちゃうよね。わかっているからこそ、もやもやしちゃうわ。そのもやもやこそ、ハマっている証拠なんだろうけど。

なんとなく、ストルーエンセを正義の人として観ていたから、後半は唇噛みしめつつ冷ややかに見守るのみ。もうちょっと派手ないさかいやドラマがあってもよかったかなーと思うけど、まあオーソドックスな1本だと思います。本国じゃ大ヒットだっていうしね。




by april_cinema | 2013-04-27 00:00 | Starter


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