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2013年 11月 08日
感想_キャリー(2013年版)
感想_キャリー(2013年版)_b0130850_159316.gifクロエ萌えしまくり。『キャリー』11月8日公開。厳格なキリスト教信者である母により抑圧された環境で育ったキャリー。内気で誰ともなじめない彼女はある日、体育の授業後のシャワールームで初潮を迎える。生理を知らなかったキャリーはパニックに陥り、クラスメイトたちの嘲笑の的に。精神的に追い詰められたキャリーには、思いも寄らないチカラが宿り始めていた…。
キャリー - オフィシャルサイト

1976年にデ・パルマによって映画化されているスティーブン・キング作品のリメイク。主演は我らがクロエ・グレース・モレッツたん! ホラーは趣味じゃないし、オリジナルも観てないけど、観るしかないでしょ!→結果、大・満・足! ここまで全編でクロエたんを堪能できた作品て意外と初めてかもしれません。超能力かつシンデレラ的キャラを存分に楽しめたな〜。しかしこの子、ヒーローから狼少女からヴァンパイアから、今回のサイキックまで変わり種キャラ多いね。

というのを差し引いて、ホラーというほどは怖くなかったけど、エンタメ作品として楽しめたわ。今やアメコミもアクションも3Dもなんでもあり時代だからビジュアルでものすごいインパクトとはいかないけど、それでも全体的に迫力あったと思うし、割れた鏡の中のキャリーとか、血まみれカット割りまくりキャリーとか、映像も見所あったと思います。オリジナルを観ちゃってると新鮮でもなんでもないのかもしれないけど。そしてやっぱりボサボサ少女から、プロムクイーン、そしてフリークスにまでなったクロエたんがやっぱり好きすぎる! あの犬顔をアメリカ人も愛せるなんてなんか意外だ! そしてちょっとふっくらした気もするけど全然アリ!

話としては、すごくシンプルかつごく短いプロット、でも多分これはキリスト教がモチーフに隠されてるんだよね、多分。と思ってちょろちょろ検索してみると、いろんな宗派がある中でも厳格なところは、性的なものを拒絶するところがあったりするようでそれが母親像に投影されてるんだろね(ジュリアン・ムーア、素で怖かったな)。そして狂信的な親のもとに生まれた子供が歪むっていうのも実在の事件としてあるそうだ。母親が磔になるのはまんまとしても、あの小部屋から母が脱出した痕跡は、子宮と誕生を意味してんのかなーとかも思ったっけ。スーの子供にも、なんかメタファーがあるのかしら。

ということで、とにかくクロエ好きなら観て損はないでしょー。大満足でした。

by april_cinema | 2013-11-08 00:00 | All-Star


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