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2014年 03月 21日
感想_ワン チャンス
感想_ワン チャンス_b0130850_23494587.gif超ハッピーサクセス。『ワン チャンス』3月21日公開。ポール・ポッツは、幼い頃からオペラ歌手に憧れていたが、現実にはただのケータイショップ店員。しかし、ネットで知り合ったガールフレンドに背中を押され、なんとイタリアにオペラ留学に行くことに。本場でオペラを学ぶものの、同時に挫折を味わい失意のうちに帰国。さらに病気、怪我と不運にも見舞われ、夢を諦めかけていたが…。イギリスのオーディション番組で一躍スターとなった実在のオペラ歌手ポール・ポッツの半生を描いた感動の物語!
映画『ワンチャンス』公式サイト

ああ、そういえばあったね、そんな話。イギリスのオーディション番組発のオペラスター。どっちかというとスーザン・ボイルのほうが印象にあるのはなんでだろうって感じだけど、スーザンがその番組の第3回に登場してて、ポールはその第1回に登場してたみたいです。てことで、存命人物の伝記もの。ポール・ポッツがぽっちゃりルックスだからか、すこぶるハッピーで元気が出る系の物語でした。

ということで、小さい頃はいじめられっ子、その後も挫折、病気、怪我といろいろありながらも夢を掴んだ男として描かれる姿から見えてくるのは、諦めない姿勢ってことになるんだろうな。でも、とにかくテンポよく話が転がって、一個一個を乗り越えるところにドラマがあるというよりは、全体としての成功物語であることに重点が置かれている感じなので、私もポールみたいにがんばろう!的な気分にはあんまりならなかったわ。かなりマンガちっくにエピソードがつながれてたからね。どこまで実話なんだろう(と思って後からwikiを見ると、映画のストーリーは時系列とか違うけど、エピソード自体は実際に起きたことみたい)。

でも歌の吹き替えはポール・ポッツ本人がやっているというだけあって迫力あるし、それを演じたジェームズ・コーエンの愛嬌あるルックスもハッピー感を増してくれてるし、奥さんやケータイ屋店長のコメディリリーフっぷりもかなりナイスで、楽しく観れるのは間違いなさそう。軽い気持ちで、おデートなんかにも向いてるんじゃないかと思います。

by april_cinema | 2014-03-21 00:00 | Starter


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