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2013年 12月 07日
感想_ブランカニエベス
感想_ブランカニエベス_b0130850_22445773.gif要予習かと。『ブランカニエベス』12月7日公開。国民的闘牛士の娘カルメンは、邪悪な継母に疎まれながらも、闘牛士としての才能を開花させてゆく。しかし、悲運はそこで待ち構えていた。スペインで大ヒットした、スペイン版白雪姫は、モノクロ×サイレント映画!
映画『ブランカニエベス』公式サイト

まず、モノクロ映画なこともサイレントなことも知らずに観たので戸惑ったのがひとつ。途中からもしかして?とは思ったけど、白雪姫をなぞっていることを知ったのも観終わってから。先に知っておいたらもう少し理解度も高まったのになーって思いました。まあ、映画を予備知識なしで観る人がどのくらいいるのかわからないけど(いないか)、最低限そこは抑えておかないとびっくりしちゃいますね(あー、びっくりした)。ブランカニエベスってのはスペイン語での「白雪姫」の意らしいです。

てことで、白雪姫×闘牛士を始めとしたスペイン色なわけですが、んー、童話なんだか大人の話なんだかよくわかんなかったわ。結局、いろいろあるけど父は闘牛で魔女の手により命を落とし、娘もまた同じように魔女の手にかかるという感じ。現代的教訓があるわけでもなければ、心温まるエピソードでもなく、けっこうどうしていいか戸惑うんだよな。子供のための童話を、大人向けのモノクロサイレントにした意味とはなんだったんだろう。美術作品としての美しさはあると思うけど。

そんな感じで、最初から最後までキョトンとしたまま終わっちゃった。スペインじゃ大ヒットしたっていうけど、よくわかんないなー。『アーティスト』のほうがまだ楽しめたよねー。

by april_cinema | 2013-12-07 00:00 | Starter


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