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2014年 11月 01日
感想_美女と野獣
感想_美女と野獣_b0130850_1518491.gif思った以上にファンタジー! 『美女と野獣』11月1日公開。財産を失ったある商人は、迷い込んだ森の中で古城を見つける。そこには数々の財宝が。しかし末娘ベルのほしがっていたバラを一輪抜くと、現れたのは恐ろしい野獣。彼は引き換えに命を要求してきた。家に帰った父の話を聞いたベルは責任を感じ、みずからが野獣のもとへ。しかし野獣が求めたのは毎晩19時に食卓につくことのみ。彼のその姿には、ある秘密があった…。
映画『美女と野獣』公式サイト

美女と野獣の物語を初めてみる僕ですが、もともとフランスの物語なんですね。ということでフランスで実写化されるのはごく自然な話ですか。人と獣の境界を越えた愛のお話かなって勝手に想像してたんだけど、けっこうおとぎ話モードで、教訓とかはあんまりなかったかも。でもそのダークファンタジーっぽさが意外に楽しめたや。

基本的にトーンは暗くて、ダウナーな雰囲気。野獣もさることながら、周りの付き人巨人とか、変形した犬とかが奇形的なのよね。でもそのCGがまあまあいい感じ。ベルを演じたレア・セドゥたんが紅一点としてもよく機能していた気がします。

話の焦点は、野獣がなぜ野獣になってしまったかと、野獣とベルを襲う悪人たちにずいぶん時間がさかれてしまっていて、肝心の野獣とベルの関係性がけっこうおざなりだったのはいただけないなーと思いましたが、まあそんなに深く考えなければいいのかしらねー。せっかくのヴァンサン・カッセルの出番ももう少しほしかったな。野獣状態だったとしても。

なんとなく映像がキレイなおとぎ話としてかるーく観てください。

by april_cinema | 2014-11-01 00:00 | Starter


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