人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2015年 03月 13日
感想_ブルックリンの恋人たち
感想_ブルックリンの恋人たち_b0130850_11145428.gif音楽に救われて。『ブルックリンの恋人たち』3月13日公開。弟のヘンリーが事故にあい、昏睡状態になったことを聞き、フラニーはモロッコから急いで帰国。ミュージシャンを目指すというヘンリーとけんか別れしたままだったことを悔やみ、弟が残した日記をたよりに彼の過ごした日常を追いかける。そして憧れだったというジェイムズ・フォレスターのライブへ。それをきっかけに、ジェイムズはヘンリーの見舞いにきてくれた。
映画『ブルックリンの恋人たち』公式サイト

さらっとした大人の恋と音楽の映画でした。原題は『Song One』てことですので、ブルックリンは舞台にはなってるけど特に街にフォーカスされるわけでもなく、恋物語ってほどでもない。いちおうロマンスではあるけれども。主役は、音と音楽かな。日常のあらゆるところに流れる音。鳥の声、波の音、電車の音。そして数々の音楽。NYで日夜流れ、ライブも無数にあり、ミュージシャンも星の数ほどいる。その一つひとつに思いがあって、そして誰かが救われたりもする。

キャストも、フラニー、ジェイムズ、ヘンリーに姉弟のママというほぼ4人という小さな物語。弟想いのアン・ハサウェイの美人ぷりが際立つ感じで、ジェイムズはスランプだったし美人のフラニーをつまみ食いじゃん、て気もしなくはなかったし、フラニーも傷心を癒すにちょうどよかったという気もしたけど、でもそういう小さな結びつきって意外と大事なのかもね。変にふたりがドロドロにはまるわけでもなく、やっぱり音楽がふたりの間をつないで、そして小さな奇跡が起きて。

さらっとしてるので雰囲気を楽しむのみというところ。音楽にうといし、語れるほどのものはないけど、やっぱり音がある世界っていいなーと思いました。

by april_cinema | 2015-03-13 00:00 | Starter


<< 感想_ディオールと私      感想_ソロモンの偽証<前篇・事件> >>