2015年 02月 14日
感想_娚の一生
b0130850_1110291.gifエロえつ! 『娚の一生』2月14日公開。東京での不倫に疲れ、祖母の家に戻ったつぐみ。ほどなく祖母が亡くなり葬儀に追われていると、海江田という初老の大学教授がやってきて、離れに住まうという。彼は、かつて祖母と恋仲だったという。もう誰も好きにならないと思っていたふたりの、微妙な距離の共同生活が始まった。
映画『娚の一生』公式サイト

漫画原作ですが、廣木隆一監督ということで期待して臨んだ本作。ビジュアルが榮倉チャンの足をねぶるトヨエツというビジュアルにもいささかの下心を抱いていたわけですが、薄味だったな〜。ひとえに、漫画原作ゆえの難しさなのかなと思いました。エピソードがどうしても細切れで、一つひとつを深く味わう前に次に行ってしまう感じ。なのでふたりが距離を詰めていく感じがどうにも性急に感じられてしまったわ。

世界観は出てたと思うのですよね。田舎ののんびりした風景(勝手に鹿児島だと思ってたけど、ロケは伊勢っぽかった)、ちゃんとごはん作っていい器で食べてするナチュラルな暮らし、その中に長身美女が綺麗におさまっていて。海江田のヘンなキャラと、つぐみのやや閉じた感じも好感持てた。離れがやけにモダンなビジュアルだったことは意外だったけれど。

雰囲気がよかっただけに、やっぱりエピソードのぶつ切りがもったいなかったよ。海江田が勝手につぐみを気に入るのはまあよしとしても、マコトくんのエピソードも、台風のエピソードも、京都のエピソードも、中川さんのエピソードも、なにもかもが駆け足すぎて心情の変化を描くには弱すぎたように思う。ハイライトの、足なめももっと時間かけまくってねっとりやってほしかったけど、大人の事情込みでそこまではできなかったかなーと。冒頭といい情事の後といい、榮倉チャン背中サービスだけはあったけど。廣木監督をもってしても踏み込めるのはそこまででしたか。原作がどういう描き方なのか知りませんが。

おそらくだけど原作ファンには物足りなく、一見さんには印象が弱いのかと。『海街diary』どうなるかなー! 是枝さーーん!!
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by april_cinema | 2015-02-14 00:00 | Starter


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