2008年 05月 03日
感想_ブレス
b0130850_232132100.jpgハァ、ハァ、これはまた難しいぜ…。『ブレス』5月3日公開。夫の浮気に悩む主婦ヨン。テレビで流れる死刑囚チャンジンの自殺未遂ニュースを聞いたヨンは、面会に訪れる。なぜか会うことを許されたヨンは、面会のたびに「春」「夏」「秋」「冬」を贈りはじめる。
ブレス|オフィシャルサイト|キム・ギドク監督&チャン・チェン主演

ん、なんか雰囲気変わった? 引退騒動のあとだったからか?? とか勘ぐりつつも、やっぱり翻弄されたギドクワールド。率直にいって今作は難しかったなー! 観てすぐには落ちてきませんでした。「ブレス」かぁ、とか思いながら見つめるシークエンス。呼吸。息。命のメタファーともとれ、温もりのメタファーともとれ、ため息とか、声とか、死生観から愛情までいろいろあるんだもん。

チャンジンの背景は終盤にひと説明あるだけで、セリフもなし。鋭い眼光と、ヨンと会うことによる変化がありつつも、その胸の内はなかなか読み取れず。死刑を前にして喉を傷つけるのがまた印象深い。一方のヨンは、失われた愛を求めるようにチャンジンに四季を贈る。夫と出会った「秋」。吸い込んだ息は、同じだけ吐き出さななくてはならない。それをしないと生きていけない。そこに人生や愛を重ねたのかなぁ。

さらに今作はギドク本人がチラリと登場。全体を俯瞰するポジションもまたどう捉えていいのやら。少し時間をかけて解釈してみたいところです。
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by april_cinema | 2008-05-03 00:00 | 6th-man


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