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2007年 10月 26日
感想_ナンバー23
感想_ナンバー23_b0130850_2351262.jpg"23"といえばMJが最初に思い出されるねぇ。『ナンバー23』11月"23"日公開。2月3日の誕生日、ウォルターは妻から一冊の本を渡される。「ナンバー23」というその殺人ミステリは、"23"の呪いに取り憑かれた男の話。読みふけるウォルターは気付く。その主人公が自分に似ていることに。そして、自分の周りに迫ってくる"23"という数字に…。
ナンバー23公式サイト

まあまあ楽しめるスリラーだったわ。「23エニグマ」って知らなかったんだけど、なかなか知的好奇心をくすぐるネタなのね。「黄金比」ほど神秘的でもなく、どこかこじつけっぽさは否めないけど、それでも最後まで展開が気になったぜ。変に話を拡げずに、ある殺人ミステリの中だけに絞ったコンパクトさが成功の要因だな、多分。オチ自体は斬新とはとてもいえないけど、でも十分に効果的だったと思います。隠し味程度の家族愛もまた、後味をよくしてくれたしね。

無理やり足したり引いたり="23"ってのはかなり強引と思えるけど、そこを納得できるかどうかってところで、ノれるノれないが分かれそう。オレはけっこうすんなり入り込めて、フレームの中に映りこんでる話と無関係な"23"まで見つけ出しちゃう始末。というか、そんな細かいとこまでせっせと"23"を仕込んだことを評価したいですわ。

"23"の符号に因果はあるのか。詳しくは劇場でお確かめあれ。

by april_cinema | 2007-10-26 00:00 | Starter


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