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2007年 11月 06日
感想_Little DJ〜小さな恋の物語
感想_Little DJ〜小さな恋の物語_b0130850_013859.jpg前半はなかなかの名作。『Little DJ〜小さな恋の物語』12月15日公開。1977年、高野太郎13歳、中学一年生、野球部。特技はラジオの野球中継のモノマネで、好きなラジオ番組は「ミュージックエクスプレス」。病を患い入院することになった太郎。院長先生の部屋で発見したマシンを使って、院内のDJを務めることになった!
「Little DJ〜小さな恋の物語」オフィシャル・サイト

いやいや前半、光石さんのエピソードまでは上々の立ち上がりで、このままいったら泣かされるなぁ!なんて期待してたんだけど、後半は中身的にも、ひたすら泣かせを連打する構成的にも『セカチュー』になってしょんぼり。どこまでもベタな泣きの話ではあるんだけど、まあそれなりによくできてて、実際試写室では鼻を啜る音がそこかしこ。オレ的には、後半のこれでもかっていう演出過剰なシーンが気になったなー。葬列のシーンとかあざとすぎて冷めるのよ。

大人になる前の神木君、天才!とまでは思わないんだけど、達者だわ。DJが少しずつ上手くなっていく様子とか、すごくよく考えて演じてるなぁ、って感じ。一方、福田麻由子ちゃんは、かなり強烈に演じてます!なキャラで鼻についたなー。監督の指示もあったらしいけど、とにかくオーバーアクトで、こんな女子、もんのすごく嫌なんですけど。そして太郎より1コ年上の設定なんだけど、全然神木君より年下に見えたわ。谷村美月か志田未来(ほら、ぴったり『14歳』じゃない)くらいがちょうどよかったんじゃないのかね。

後半の作り方によっては大感動作になったような気がするけど、さすがにあざとさが過ぎてフツーの良作止まり。でも良作なことは確かです。惜しいぜ。

by april_cinema | 2007-11-06 00:00 | Starter


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