2008年 09月 06日
感想_グーグーだって猫である
b0130850_2256339.jpgなごみますなぁ。にゃーにゃー。『グーグーだって猫である』9月6日公開。漫画家の麻子さんが飼っていた猫、サバが死んだ。ショックで描けなくなった麻子さんだったが、しばらくして新しい猫グーグーがやってきた。年下の青年との出会いや、新作のアイデアがわいたり、再び回り始めた麻子さんの時間だったが…。
映画「グーグーだって猫である」公式サイト

大島弓子作品に触れたことがないわっち。で観てみたこの映画の第一印象は、なんだこりゃ?って感じ。吉祥寺の町を舞台に、ふわふわとつかみどころのない感じにこれは浸れないかもなんて思ったしだい。死神の存在とか、猫の効果音とか、そういう犬童さんの用いてくるものが全然あわなくって。そういえば『メゾン・ド・ヒミコ』とか、全然別物ではあるけど、こういうマイノリティの描き方する人だったなー、なんて思い出したり。

でも、ストーリーを追うことをやめて、この世界に身を委ねてからは、それなりにシンパシーを感じられました。人間の目線と猫の目線が混じりながら、ただ起きていくいろんなできごと。散歩も、別れも、手術も、街も、ヒトとネコの隔てなく訪れてくるもの。それを象徴するのがサバと麻子さんの会話なんですよね。それからなぜかみんながひとつになっちゃうチアリーディングとかもね。感動しちゃいましたもん。

最後までヘンテコなテンションなので、人を選びそうだなーと思いながらも、なんとなし今どきっぽいユル映画。女性が撮ったらまた全然別のものになったろうなーなんて不謹慎なこと思っちゃいました。別に犬童さんは犬童さんでいいんだけど、かわいくないのが欠点といえば欠点だったかな、と。
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by april_cinema | 2008-09-06 00:00 | Starter


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